【事例画像付き】外壁塗装の劣化症状|早期発見で修繕費高騰を回避
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みなさんこんにちは!
お役立ちコラム担当のコバヤシです!
外壁塗装を検討するタイミングの1つに劣化症状があります。外壁の劣化は雨漏りにつながる大問題です。早期発見をすることで、致命的なダメージにまで進行するのを防げます。
最初に出てくる劣化症状は色あせや変色などです。チョーキング現象やコケや藻やカビの発生は、深刻な劣化の入口にあるといってもいいでしょう。劣化が重度になると、外壁塗装による塗膜の剥がれや割れが増えます。最終的に外壁材そのものに劣化症状が現れるのです。
外壁の劣化症状に気づいても、放置すれば勝手に修復されるものではありません。早期発見をすれば、軽度の劣化で食い止められるため、修繕費用も抑えられます。
そこで今回のお役立ちコラムでは、外壁塗装の劣化についてくわしくお話しします。
外壁塗装の目的
外壁塗装には明確な目的があります。外壁の「美観」「耐久性」「防水性」を維持するために行うのです。各目的について、くわしくお話しします。
美観
美観とは見た目を意味します。外壁塗装ではこだわりのカラーやデザイン選びが可能です。外壁塗装をすることで、長期間、美しさを保てます。
「住まいの美観なんてそこまで気にしなくても」と考える方もいるかもしれません。ただ、美観は住まいだけではなく、住んでいる方の印象も左右する要素です。
たとえば廃墟のような見た目の住まいに、積極的に住みたい方はどれほどいるでしょうか?「駅から近い」「お店が周囲に多い」というメリットがないと、一般的には選ばれないでしょう。
住まいの美観により、周辺環境の景観が崩れる場合もあります。周辺住民からクレームが来るかもしれません。景観が崩れると住まいの価値にも悪影響を与えるからです。資産価値もマイナスになるのも問題です。中古の住まいを探している方にとっては、美観も選ぶ理由になります。美観が低下した中古物件だと印象は最悪です。売却しようとしても、相場以下の売却価格にしないと買い手が見つからないリスクもあります。
耐久性
耐久性の向上も外壁塗装の目的です。外壁塗装では塗料を使います。塗料は安価なものから高額まで幅広く市販されているのです。安価と高額の差は、耐久性と機能性にあります。
たとえば安価な塗料の代表格はアクリル塗料で、逆に高額なのがフッ素や無機塗料です。アクリルとフッ素や無機では、メーカー関係なく2倍以上耐久性が異なります。アクリルの耐用年数は5年から7年程度の耐久性しかありません。つまり、長くて7年に一度は外壁塗装が必要です。一方、フッ素や無機では15年以上の耐久性を備えています。単純計算で2倍から3倍もの耐久性に開きがあるのです。
「費用が安ければいい」と考える方もいるかもしれません。ただ、外壁塗装では塗料以外の費用もかかります。足場を組む、下地処理や清掃などが必要です。2階や3階にも外壁はあります。高所の外壁塗装で足場を組まないと、職人は危険を感じながら仕事をしなければなりません。足場を組むより塗布がむずかしく、施工品質にも悪影響が出ます。
下地処理や高圧洗浄による清掃も欠かせません。外壁に汚れや欠けによって凹凸がある状態で塗料を塗ると、後々、施工不良が出る可能性は高いからです。フッ素や無機塗料でも15年以下、下手をしたら2年か3年で外壁塗装が剥がれるかもしれません。外壁塗装では塗料以外の費用も必ずかかるのです。
フッ素や無機塗料なら、15年に一度、アクリルなら2回するわけですが、費用は2回したほうがトータル費用は高くなります。そのため「安さ」を考えるなら、安価なものより高額な塗料のほうがコスパはよいといえるのです。
防水性
耐久性にも関係しますが、外壁塗装は防水性を高めるためにも必要です。窯業サイディングやコンクリートも強度はあると感じられますが、水を吸収しやすい外壁材といえます。水に弱い外壁材をそのまま使用すると、すぐに劣化するのです。対策のために、外壁塗装によって防水性を高めなければなりません。
紫外線や雨や風に対抗するために外壁塗装による塗膜が必要
屋根材にもいえることですが、外壁材に塗料を塗るのは塗膜を作ることが目的です。塗膜は、塗料に含まれる樹脂や顔料や添加剤が硬くなって形成されます。
塗料を外壁に塗ると、水や溶剤といった溶媒が乾燥して蒸発し、残った成分が塗膜になるのです。塗膜は保護膜となり、外壁材が直接ダメージを受けないように盾の役割を担います。
ただ、塗膜には寿命があるのです。耐久性ともいえますが、使用している樹脂によって寿命は変わります。また、物質の分子結合を切断する紫外線や、雨や風によって劣化するのです。そのため外壁塗装は寿命が尽きる前に再度行わなければなりません。劣化を放置すると、塗膜が剥がれたり割れたりして機能性を失います。
外壁が劣化すると、雨水が住まい内部に侵入するため避けなければなりません。雨漏りになると、濡れた木材は腐りますし、電気設備が濡れると漏電による火災につながります。湿度が高くなると、カビが発生しやすくなるのも問題です。カビの胞子を吸い込むことで、カビアレルギーやシックハウス症候群の罹患リスクが高まります。
美観だけではなく、耐久性を失った住まいは倒壊の危険性があるため、資産価値はなくなるのです。売却しようとしても買い手が出てこない可能性もあります。
外壁塗装による塗膜の劣化症状
外壁塗装が劣化すると、必ず症状によるサインがあります。色あせからはじまりコケや藻やカビが現れるのです。チョーキング現象や剥がれはまだ軽症ですが、剥がれやひび割れが発生すると、早急な対処が求められます。外壁の劣化症状について、画像付きでくわしくお話ししていきます。
色あせ
紫外線によって顔料が劣化すると外壁に色あせが発生します。新築の際と比較すると、色が薄くなる現象です。他にも台風の際の豪雨や暴風、酸性雨のような自然現象でも劣化すれば、色あせは発生します。
色あせは塗膜の初期症状といえるのです。台風が発生した後や、塗料の耐久性が尽きる10年を目安に外壁の色あせをチェックしてみてください。薄くなったように感じられるなら、外壁塗装を現実的に考える時期が訪れています。
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チョーキング
チョーキングも初期症状の1つです。チョーキングは塗膜の経年劣化によって発生します。外壁に触れて手にチョークのような粉が付着する現象です。粉の正体は、塗膜が劣化したことで表に出てきた顔料と考えてください。
チョーキングが発生しているのに対処しないと、劣化症状は激しくなっていきます。チョーキング現象は重度の劣化症状が現れはじめるサインともいえるのです。早めに外壁塗装専門業者に相談したほうがいいでしょう。
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コケや藻やカビなどの汚れ
画像を見るとわかるのですが、表面に緑色の汚れが発生しています。ただの汚れではなく、コケや藻やカビなどが発生しているのです。
外壁塗装をしたばかりなら、コケや藻やカビが発生することはありません。万が一発生したら、施工不良の疑いが出てきます。通常、コケや藻やカビが発生するのは、塗膜の防水機能が低下したサインと考えてください。
川や池などがあり、湿気が多い場所や日当たりの悪い場所に発生しやすい劣化症状です。コケや藻などは雨水を吸収すると、湿気が高まり塗膜や外壁材をますます劣化させます。
塗膜の剥離
塗膜の剥離は重度の劣化症状と考えてください。明らかに外壁表面が剥がれて垂れ下がっているようなら、早急な対処が必要です。
以前の外壁塗装から10年以上経過していて剥がれが発生しているなら、経年劣化の可能性があります。ただし、1年や2年程度で剥がれたら、施工不良の可能性も考えられるのです。
「高圧洗浄や下地処理の不足や不適切な施工」「洗浄後に十分乾燥させなかった」「下塗り塗料の選定ミス」「規定の塗布量を守らなかった」などが挙げられます。塗膜が剥がれた部分は、紫外線や雨風の影響をもろに受ける状態です。放置すると外壁材が劣化するため、早急に外壁塗装業者への相談が求められます。
ひび割れ(クラック)
ひび割れは塗装業界でクラックと呼ばれている劣化症状で段階があります。幅が0.3ミリ以下はヘアークラックと呼ばれており、軽い劣化段階です。構造的な部分まで問題は少ないため、様子見と判断する外壁塗装業者もあります。
ただ、放置すれば雨水が侵入し、劣化が進む可能性もあるため注意が必要です。幅が0.3ミリ以上になり、深さも4ミリ以上になれば、構造に影響が出ている可能性もあります。シロアリのような害虫の侵入口になるため、外壁塗装業者へ早めに相談したほうがいいでしょう。
幅1ミリ以上のひび割れだと、すでに雨漏りが発生している危険性もあります。2階の外壁だと内部を伝って、天井に水シミができるレベルです。1階でも住まい内部の壁に水シミが発生してもおかしくありません。さらにひび割れが大きくなれば、外壁材の表面自体が剥離するレベルです。末期段階ですから早急に外壁塗装業者へ相談してください。
外壁が劣化していると感じたら川洋建装へ早めにご相談ください!
外壁塗装の塗膜や外壁で劣化症状が見られたら、早めに外壁塗装業者へ相談してください。とくに塗膜の剥がれや外壁のひび割れを見つけたら注意してください。雨漏りがいつ発生してもおかしくない状況です。
劣化症状が広範囲だと、外壁の張り替えをしなければなりません。修繕費用が高額になるため、早期発見をして対処したほうがいいのです。
外壁の劣化を見つけたら、1,000件以上の施工実績があるプロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店/川洋建装へご相談ください。一級塗装技能士や外装劣化診断士が在籍しています。川洋建装へのご相談は、ホームページの問い合わせフォームをご利用ください。その他、電話やショールームでも受け付けております。