大成建設ハウジング施工の住宅によく見られる外壁劣化とは？ハウスメーカーに外壁塗装を依頼するデメリットについて
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「あらゆる災害から守る、絶強の家」をコンセプトにしているハウスメーカー大成建設ハウジング。中でも「大成パルコン」は近年増加している台風や線状降水帯、地震などの災害に強い建物をウリにしています。
しかし、いくら災害に強いと言っても「時間」にはかないません。10年、20年と経過するごとに外壁や屋根は劣化がスタートし、最大の強みである「絶強」の効果は薄れてしまうでしょう。そのような場合には外壁塗装工事や屋根塗装工事、劣化症状によっては外壁の張り替え工事や屋根の葺き替え工事といった「メンテナンス」が必要になります。
ハウスメーカーが施工したお住まいのメンテナンスは基本的にハウスメーカー、つまり施工した大成建設ハウジングに依頼すると思います。ですがちょっと待ってください！
費用をかけてハウスメーカーにメンテナンスを依頼すると思うのですが、そのメンテナンス費用、少し高すぎやしませんか？
結論を言うと、外壁塗装や屋根塗装、修繕工事といった外装のメンテナンスはハウスメーカーではなく、塗装専門業者に依頼した方が圧倒的に安くなります。さらに耐久性や美観という部分でもハウスメーカーの施工に比べて高い品質が期待できます。
そこで今回のブログでは、大成建設ハウジング施工の住宅によく見られる外壁の劣化症状について、そしてハウスメーカーに外壁塗装などのメンテナンスを依頼するデメリット、塗装専門店に依頼するメリットについてお話ししていきます。塗装専門業者に外壁塗装を依頼した際の流れについてもご紹介していきます。
ハウスメーカー「大成建設ハウジング」施工住宅の特徴
ハウスメーカー「大成建設ハウジング」が施工した住宅の外壁塗装を説明する前に、「大成建設ハウジング」の施工住宅「大成パルコン」の特徴について簡単にご紹介しましょう。
大成パルコンとは、大手ゼネコン（日本5大スーパーゼネコンの一角）である大成建設のグループ会社「大成ハウジング」が提供している、コンクリート住宅のことです。
「あらゆる災害から守る、絶強の家」をコンセプトとしているのが特徴で、地震が来ても安心して生活を送り続けられるような設計が最大のセールスポイントです。
災害によっては、建物が半壊・全壊するケースもあります（参考：物的被害の状況（国土交通省））。大成パルコンは災害時でも安心して暮らせる住宅を提供しているため、災害大国の日本で安全に生活を送りたい方向けの住宅と言えるでしょう。
大成パルコンの性能として、以下の内容が公式ホームページに掲載されていました。
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【災害への強さ】
【性能の高さ】
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なお、大成パルコンが用いられている戸建住宅として「プレミアム自由設計」「規格型住宅」「収益型住宅」「賃貸併用住宅」などもあります。さまざまな住宅を用意しているため、ニーズに合わせながら購入する建物を考えることが可能です。
大成パルコンのメリット・デメリット
大成パルコンのメリットは、木造建築物と比べて耐用年数が長いことだと言えるでしょう。一般的な木造建築の耐用年数は22年であるのに対して、大成パルコンの耐用年数は44年です。
耐震性や耐水性・耐火性に優れており、風速60ｍの風にも耐えられます。
デメリットは、室内に熱がこもりやすいことです。コンクリート素材の建物は、外からの熱を吸収しやすいです。陽ざしが強かったり、陽の照っている時間が長かったりすると、室内の温度が上昇します。
大成パルコンの外壁劣化の内容
大成パルコンの場合、外壁劣化の症状として以下の内容が挙げられます。
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コンクリートの欠け
大成パルコンはコンクリート仕様の住宅であるため、コンクリートが欠ける場合があります。雨風による侵食やコンクリートの劣化、年間の気温差などが原因です。
コンクリートの欠けを放置すると、同じ箇所から何度もコンクリートが欠けるようになって、災害時のダメージを受けやすくなるため、耐久年数が短くなります。
長く住み続けるには、コンクリートの欠けを発見した段階で修繕することが大事になるでしょう。
外壁材のひび割れ
外壁材のひび割れが起こる原因として、紫外線を浴び続けたり、地震で外壁の一部に力が加わったりすることなどが挙げられます。
放置すると、構造クラックと呼ばれる大きなひび割れを起こして、内部に水が入りやすくなって、内部侵食のリスクが大きくなるでしょう。
侵食するとシロアリが発生する確率が高くなるため、建物の柱を食い荒らされる恐れがあります。
また、内部の水が溜まった状態で気温が低くなると、水が凍って内部が膨張するため、外壁の破損を招く場合があります。破損すると修理が大がかりなものになってしまう恐れがあるため、ひび割れ発生時は早急に対応した方が良いでしょう。
防水シーリング材の劣化
防水シーリング材とは、雨水が侵入しないように構造物のスキマに入れる素材のことです。雨風にさらされたり、気温差の影響を受けたりすることで劣化が進みます。
シーリング材は設置後、5年経つと劣化が始まっていきます。最初はやせ細っていき、ひび割れを起こす程度です。しかし、放置すると最終的には破損してしまいます。
シーリング材の劣化を放置すると、外壁材のひび割れと同様、内部に水が侵入していき侵食の原因となるため、早急に対応した方が良いでしょう。
大成パルコンの外壁塗装をハウスメーカー「大成建設」に依頼するデメリット
大成パルコンの外壁塗装を塗装専門業者ではなく大成建設に依頼すると、さまざまなデメリットがあります。
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塗装専門業者に依頼する場合と比べて施工費用が高くなる
塗装専門業者に依頼する場合と比べて、施工したハウスメーカーに依頼した方が施工費用は高くつきます。施工費用が高くなる理由は外壁塗装を外部業者、つまり下請け業者に外注するからです。
下請け業者や孫請け業者に外壁塗装を委託するため、利ざや（中間マージン）が施工費用に加算されてしまい、トータル的な費用が大きく跳ね上がってしまうのです。
しかし、塗装専門業者は外部の業者に依頼せず、自社で直接作業を行うことが多いため、利ざやが施工費用に加算されることはありません。したがって、塗装専門業者に依頼した方が安くなります。
ただし、塗装専門業者の中でも、自社施工ができないところもあります。その場合は、いくら塗装専門店だとしても、ハウスメーカー施工と同程度の費用が発生します。まずは自社職人がいる塗装専門店を選ぶと良いでしょう。
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塗料の種類が塗装専門業者と比べて少ない
塗料の種類が塗装専門業者と比べて少ない理由は、大成建設で取り扱っている建物に対応している塗料しか扱っていないからです。
塗装専門業者であれば、他のハウスメーカーが施工した建物の外壁塗装も行っているため、塗料の種類が多いです。大成建設が扱っている塗料と比べて、高耐久でお手頃価格の塗料を使用してもらえる可能性もあります。
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大成建設以外のノウハウを持っていない
大成建設以外のノウハウを持っていないのもデメリットと言えるでしょう。塗装専門業者の場合は、他のハウスメーカーの建物の工事経験があるため、大成建設にはないノウハウを築いていることが多いです。
ノウハウが多い塗装専門業者に依頼すれば、大成建設で行う外壁塗装よりも質の高い仕上がりが期待できるかもしれません。
大成パルコンの外壁塗装を塗装専門業者に依頼した際の流れ
大成パルコンの外壁塗装を塗装専門業者に依頼した際の流れは、以下の通りです。
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①足場の設置
はじめに足場の設置を行います。設置する理由は、職人が安全に作業できるようにするためです。足場を組まずに外壁塗装を行った場合、転落する危険性があります。
労働安全衛生法では、2m以上の高さで作業する場合は、足場の設置が義務付けられているため、省略することはできません。
足場の設置費用の相場は、1㎡あたり600～800円ですが、塗装専門業者によっては相場とかけ離れた金額を請求してくる場合もあります。費用を無駄に支払わないためにも、足場の費用は確認した方が良いでしょう。
②シーリング工事
シーリング工事とは、外壁と外壁のつなぎ目や、外壁とサッシの間などをシーリング材で埋めていく工事のことです。雨水の侵入を防ぐために行う工事で、外壁の持ちを良くします。
すべてのシーリング材を取り除いた後に、新しいシーリング材を埋め込んでいく「打ち替え工事」と、既存のシーリング材の上に、シーリング材を埋め込む「打ち増し工事」があります。
打ち増し工事は、劣化がある程度進んだ際に行い、打ち替え工事は劣化が初期段階の際に行うことが多いです。
③外壁の高圧洗浄
高圧洗浄機を使用して、外壁に付着した汚れを落とすことで、塗料が付きやすくします。漏水・漏電の危険がある場所や水が散ると困る場所は、養生シートで覆って汚れないようにするため、ご安心ください。
高圧洗浄で汚れが落ちなかった箇所は、外壁洗浄用の洗剤やヘラを用いて、再度洗浄します。
④外壁の塗装
①～③の作業が済んだら、外壁の塗装です。基本は同じ箇所を3回塗りますが、塗料の種類によっては、2回で済む場合もあります。
塗る回数を守らなかった場合、外壁塗装した箇所が剥げたり、塗装後の持ちが短くなったりするため、塗装の回数を守る塗装専門業者に依頼した方が良いでしょう。
担当者に塗装回数を聞くことで、回数を守る塗装専門業者か分かります。
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プロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店/川洋建装では、大成パルコンの外壁塗装実績があり、地域住民の方から喜びの声をいただいています。
プロフェッショナルが在籍しており、お客様に喜んでいただける仕上がりにすることを心掛けております。フレンドリーな職人もいますので、ご不明点があった際も、お気軽にお尋ねください。
また、当店は他社と比べて耐久年数が長い塗料を使っているのも特徴です。アステックペイント認定店として、塗料の違いについても分かりやすく説明します。
雨漏り診断士や外壁劣化診断士による、外壁診断も行っておりますので、外壁の状況を知りたい方やメンテナンスを考えている方は、お気軽に問い合わせていただければと思います。
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