用語解説|【塗膜】|川洋建装株式会社・プロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店
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家や建物の外壁に塗料を塗る際に形成される層を「塗膜」と呼びます。まずは、なぜ塗膜が必要なのか、その基本的な役割と特性についてお話ししていきたいと思います。
塗膜の基本的な役割
塗膜の基本的な役割として、次の3つが挙げられます。
- 外壁や屋根といった建材を保護すること
- 建物の外観を美しく彩ること
- 快適性を向上させること
それぞれどのような役割なのか詳しくお話ししていきます。
外壁や屋根といった建材を保護すること
塗膜は外壁や屋根を雨風や紫外線から保護するための「バリア」の役割を果たします。塗膜があるからこそ、建材自体の劣化を遅らせ、大切なご自宅の寿命を伸ばせるようになるのです。
塗装は塗っていても塗膜が形成されていなければ、ただ色を塗っているだけの外壁や屋根でしかありません。建材を保護する成分がしっかりと維持できる塗膜でなければ、塗装をする意味がないのです。
建物の外観を美しく彩ること
塗膜は塗料の色や質感によって、建物の外観を美しく彩る役割もあります。時間とともに変わる色の濃淡や塗膜の質感が、その建物の個性を表現することも。
塗膜の美観は塗膜の下部分である「外壁材」や「屋根材」の素材に左右されます。サイディングやガルバリウム鋼板など、素材によって同じ塗料を塗っても見え方が異なるのは、これが理由です。
それぞれの建材に合わせた塗料の選択と色の選択が重要です。
快適性を向上させること
一部の塗料には、断熱効果や遮熱効果をもたらすものもあり、これにより室内の温度を適切に保つ役割も果たします。
ちなみに、よく間違われますが、断熱効果と遮熱効果は似て非なる効果です。断熱は室内の暖かい空気を逃さないようにするための機能で、遮熱効果は太陽光を反射して室内の温度を上げないようにするための効果です。
川洋建装では、日本で一番遮熱効果が高い「アステックペイント」の塗料をメインで使用しています。外壁や屋根の保護や美観だけでなく、快適性という部分では、アステックペイントを扱っている当社の塗料がオススメです。
塗膜の形成過程
塗膜は、塗料を外壁に塗布した後、乾燥・硬化することで形成されます。使用する塗料の種類や塗布の方法、乾燥環境などによって、最終的な塗膜の厚みや質感、強度が変わります。
この塗膜の特性が変わると、それがもたらす効果も大きく変わり、例えば、厚みがある塗膜は外からのダメージに対して強いバリアとして機能することが多いです。逆に薄い塗膜は、よりナチュラルな外観を保ちながら、壁の呼吸を妨げない特性を持つことがあります。
質感に関しても、光沢のある塗膜は日光を反射して建物の温度上昇を抑える効果があり、マットな塗膜は落ち着いた雰囲気を持ち、建物のデザインに深みを加えます。さらに、硬さや強度によっては、小さな衝撃や摩擦に対する耐性が高まり、長期間美しい状態を保つことができるでしょう。
乾燥環境も非常に重要です。湿度が高すぎると、塗膜が十分に硬化しきれないことがあり、逆に乾燥しすぎると、塗膜が割れやすくなるリスクが発生します。
塗膜の種類と特性
塗料によって塗膜の特性は大きく変わります。ここでは代表的な3つの塗料の塗膜の特性についてお話ししていきたいと思います。
- アクリル塗料
- シリコン塗料
- フッ素塗料
アクリル塗料の塗膜
水性で、環境にやさしい塗料がアクリル塗料です。乾燥が速く、臭いが少ないという特徴があります。塗膜は柔らかく、ある程度の伸縮性があることも特徴です。
シリコン塗料の塗膜
高い防水性と耐久性を持つ塗料がシリコン塗料です。塗膜は硬く、紫外線にも強いため、人気の塗料種です。
フッ素塗料の塗膜
長持ちさせるならフッ素塗料が人気です。高い機能性がある一方で高価な点がネックの塗料ですね。非常に高い耐候性と低汚染性、美観を長い間維持できるというメリットがあります。
塗膜の維持のポイント
塗膜の劣化を早める要因として、強い日差しや風雨、外壁の汚れといった外的要因が挙げられます。これらの要因から塗膜を守るためには、定期的に清掃や点検を行うことが重要です。
定期的な清掃や点検は塗料の種類によっては素人がやると塗膜を傷つけたり、剥がしてしまう恐れがあるため、専門家に依頼することをオススメします。塗装業者によってはアフターサービスで無料点検や割引清掃などを提供しているところもあるようです。
塗膜の剥がれやひび割れを早期に発見し、適切な補修を行うことが、長期的な維持管理の鍵となります。
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