シーリングの劣化を防ぐ！適切なメンテナンスと対策法

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シーリングとは、外壁サイディング材や外壁材と屋根の取り合い部分の隙間を埋める用途に使われる建築材です。歯磨き粉のような形状で、一定時間で硬化して本来の役割を発揮します。

シーリングは別名「コーキング」とも言われています。塗装業界では「シーリング」と呼ばれることが多いですね。シーリングは建材同士の隙間を埋めるだけではなく、建物の劣化を防ぐための重要な役割を担っています。

ですが、その重要性にもかかわらず、シーリングの劣化はしばしば見落とされがちです。新築時はピカピカでも、5、6年後にはシーリング材が痩せて硬くなり、劣化が始まってくるもの。この劣化は、建物の水密性や気密性を損ない、結果的には雨漏りや結露などの問題を引き起こす可能性があるんです！

この記事ではシーリングの基本的な役割から、劣化のサインや劣化の原因、劣化による影響について詳しく解説します。とくに優れた性能を持つシーリング材「オートンイクシード」についても紹介します。

シーリングとは何か？

シーリングとは、建材の隙間を埋めるための材料のことを指します。しかし、その役割は隙間埋め以上に重要です。

シーリングは建物の水密性や気密性を保持し、雨漏りからも守る重要な役割を果たします。このセクションでは、シーリングの基本的な役割と、特に優れた性能を持つシーリング材「オートンイクシード」について詳しく説明します。

シーリングの役割と重要性

シーリングは、建物の構造体を保護し、その寿命を延ばすための重要な要素です。とくに、外壁のシーリングは、建物を風雨や紫外線から守る「バリア」の役割を果たします。しかし、その重要性にもかかわらず、シーリングはしばしば見落とされがちです。新築時はピカピカでも、5、6年後にはシーリング材が痩せて硬くなり、劣化が始まってくるのです。

シーリング材の特性

シーリング材は、建材の隙間を埋めるための特殊な材料で、その特性は多岐にわたります。

• 弾力性
• 耐久性
• 防水性

弾力性

シーリング材には弾力性があり、建材の伸縮や振動が発生した場合、その影響を少なくできます。強風や地震などで受ける建物への影響を緩和できるでしょう。

耐久性

シーリング材は耐久性があることも特性の1つです。粘土のある建材なのにかかわらず、長期間にわたってその性能を維持できるのは高い耐久性が関係しています。高い耐久性はシーリング材が日常的に紫外線や風雨などの厳しい環境条件にさらされるため、特に重要な特性です。

防水性

シーリング材は防水性があることも特性の1つでしょう。建物の水密性を保ち、雨漏りを防ぐ役割を果たします。

「耐久性」と「耐候性」をハイレベルで両立したシーリング材「オートンイクシード」の施工事例

川洋建装では、シーリング材に「オートンイクシード」という製品を使用しています。オートンイクシードを一言で言い表すならば

「耐久性」と「耐候性」をハイレベルで両立させたスーパーシーリング材

です！

オートンイクシードは厳しい屋外環境にも耐える「耐性」をもつ優れたシーリング材です。長期的に優れた柔軟性のある「耐久性」と美観を維持する「耐候性」をハイレベルで両立して実現したものです。振動による目地の動きや、紫外線などの屋外環境に強いだけでなく、シーリング材の表面の汚れも防止できる、大変優れたシーリング材です。

このセクションでは、オートンイクシードを使用した外壁塗装工事のシーリング施工の部分をお見せしたいと思います。

津島市 S様邸 外壁塗装工事（シーリング施工）

今回の現場です。白亜の外壁が印象的なお住まいですね。こちらのご自宅の塗り替え工事をご依頼いただきました。シーリング工事は基本的に塗装作業前に行います。シーリング工事を終えてから下塗り、中塗り、上塗りと進めていきます。

既存シーリング材の撤去→プライマー塗布作業

まずは、古いシーリング材を注意しながら取り除きます。取り除く際に外壁に傷をつけないように丁寧に作業を進めていきます。

古いシーリング材を撤去したのち、新しいシーリング材を注入するのですが、このとき単に新しいシーリング材を注入してしまうと密着度が足りずに剥がれ落ちる可能性があります。施工中の剥がれ落ち、施工後の密着度を高めるためにシーリング材専用の接着剤的な塗料「プライマー」を塗っていきます。

養生→シーリング打設

充填するシーリング材が外壁に付着しないように養生テープ（画像の紫色のテープ）を貼り、シーリング材を注入していきます。注入したシーリング材の表面を美しく仕上げるために、専用のヘラなどを使って平滑化させる作業も行います。

注入後に養生テープを剥がして作業完了です！

ビフォーアフター

施工前と施工後の状態です。施工前はシワシワなうえにシーリング材と外壁材の間に小さな隙間が見えますね。

施工後はオートンイクシードがしっかりと外壁材同士の隙間を埋めています。

外壁シーリングの劣化、見逃していませんか？

シーリングの劣化はなかなか気付きにくい部分です。新築時はピカピカでも、5、6年後にはシーリング材が痩せて硬くなり、劣化が始まってきます。

劣化シーリングの見分け方

シーリングの劣化は、見た目にも現れます。シーリング材が痩せて硬くなったり、剥がれたり、破断したりするのが一般的な劣化のサインです。また、シーリングの表面にひび割れが発生することもあります。これらの症状が見られた場合、シーリングの劣化が進んでいる可能性が高いです。

劣化の主な原因と影響

シーリングの劣化の主な原因は、日常的な紫外線や風雨の影響です。これらの要素は、シーリング材の物理的な性質を変化させ、劣化を引き起こします。劣化したシーリングは、建物の水密性や気密性を損ない、結果的には雨漏りや結露などの問題を引き起こす可能性があります。

シーリングの適切なメンテナンス方法

シーリングの劣化を防ぐためには、適切なメンテナンスが必要です。定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、シーリングの寿命を延ばし、建物を保護することができます。このセクションでは、シーリングのメンテナンス方法について詳しく説明します。

メンテナンスの重要性とタイミング

シーリングのメンテナンスは、建物の健康を維持するために重要です。特に、寒い冬に備えて、シーリングの状態を確認することをおすすめします。定期的な点検とメンテナンスを行うことで、シーリングの劣化を早期に発見し、対策を講じることができます。

メンテナンスの手順とポイント

シーリングのメンテナンスは、まずは目視点検から始めます。シーリングの表面にひび割れや剥がれが見られた場合、それは劣化のサインです。また、シーリング材が硬くなっている場合も、劣化が進んでいる可能性があります。劣化が見られた場合は、専門家に相談することをおすすめします。

シーリング劣化時の修復と交換方法

シーリングが劣化した場合、修復や交換が必要となります。しかし、これらの作業は専門的な知識と技術を必要とするため、自身で行うのは難しいかもしれません。このセクションでは、シーリングの修復と交換の方法について詳しく説明します。

修復の必要性と方法

シーリングが劣化していると、建物の水密性や気密性が損なわれ、雨漏りや結露などの問題を引き起こす可能性があります。そのため、劣化が見つかった場合は、早急に修復作業を行う必要があります。修復作業は専門家に依頼するとよいでしょう。

ホームセンターなどでシーリング材を購入してDIYで対応も可能ですが、耐久性や美観のことを考えると専門家に依頼した方が無難です。

交換のタイミングと手順

シーリングが大きく劣化している場合や、修復が困難な場合は、シーリングの交換が必要となります。交換作業は専門的な知識と技術を必要とするため、専門家に依頼することをおすすめします。交換のタイミングは、シーリングの劣化状況や建物の状態によります。一般的には10年から15年ごとに交換を検討すると良いでしょう。ただし、住んでいる地域の環境によっては5年程度で劣化するケースもあります。

川洋建装はシーリング材にもこだわっています。

シーリングは、建物の健康を保つために重要な役割を果たします。しかし、その重要性にもかかわらず、シーリングの劣化はしばしば見落とされがちです。シーリングの劣化を防ぐためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが必要です。また、劣化が進んでいる場合は、早急に修復や交換を行う必要があります。この記事を参考に、あなたの建物のシーリングの健康を保つための一助としてください。

弊社では、シーリング施工などの細部にもこだわり、高品質な塗料と、熟知した自社職人が一棟一棟丁寧に施工させていただきます。

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