長期的な視点で考える地震対策!選ぶべきは地震に強い屋根材!外装劣化診断士が解説
2023.11.21 (Tue) 更新
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💬「南海トラフのような大きな地震がいつ起きてもおかしくないっていわれててこわい」
💬「やろうやろうと思いつつ、地震対策ができていない」
💬「そもそも、屋根の地震対策って何をすればいいのかわからない!」
ブログ担当のコバヤシです!
「地震対策をしなきゃな〜」と思いつつ、なんとなく後回しになっていませんか?
日本は地震大国とも呼ばれているとおり、体感できないレベルのものまで数えると、なんと年間2000回近い地震が起きているそうです!
日本は、地球上で地震じしんが起きやすい場所にある
地球は主に岩石でできていますが、地中深くにいくほど温度が高くなっているため、「マントル」という物質ぶっしつが地球の内部で対流しています。地球の表面近くでは、「プレート」という厚さ数10kmから100kmの板のようなかたまりになっていて、1年間に数cmという速さで移動しています。地球の表面には、こうしたプレートが大きく14~15枚あり、マントルが地球内部で対流する動きに乗ってそれぞれの方向に移動しています。プレートがぶつかる境目さかいめでは、一方のプレートがもう一方のプレートの下に沈みこんだりしています。その結果、地面が盛もり上がって高い山脈ができたり、沈みこむところが海だと、そこは深い「海溝かいこう」になります。
地震じしんは、プレートどうしがぶつかる摩擦まさつが原因で起こります。世界で地震じしんが発生する場所は、プレートどうしがぶつかる地点のまわりです。
2020年1月時点で、マグニチュード8~9クラスの南海トラフ地震が30年以内の発生する確率は、70~80%とも発表されています。地震はもちろんのこと、近年多発している線状降水帯による大雨や大型台風、大雪なども屋根に襲いかかるダメージになり得ます。
では、なぜ屋根の地震対策が必要なのか?
それは、大切なご自宅を頑丈にすることで、そこに住むあなたと大切なご家族の命と安心を守れるからです。地震の揺れによって屋根がダメージを受けたとき、対策をしていれば日常生活に影響がない程度におさえられるかもしれません。
反対に、メンテナンスや地震対策を怠っていると、劣化した屋根が崩れたり、倒壊したりすることもあり得るのです。ご自宅に脅威をおよぼすものがやってきても「大丈夫だ!」と思える備えが必要です。何が起きてもおかしくない世の中だからこそ、今からできる地震対策をおこないましょう!
地震に強い屋根にする方法は3つあります。
- 強度の高い屋根材を選ぶ
- 適切な補強とメンテナンスをする
- 専門家に相談する
当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、実際に時間と費用をかけて地震対策ができている方は少ないと思います。これら3つの方法のうち、専門家に相談するという方法は今日からでもできるはずです。
いつ起こるかわからない地震に怯える日々を過ごすのではなく、充分に備えたうえで日々を楽しめるように、地震対策をしていきましょう!そのために必要なことを川洋建装プロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店の外装劣化診断士がわかりやすく解説していきます!
今からできる地震対策!地震に強い屋根にする3つの方法
昨今の台風や地震による大規模な瓦の被害を踏まえ、建築基準法の告示基準が改正され、新築の住宅や建築物に対しては、令和4年(2022年)1月から瓦の留付け方法に関する基準が強化され、全ての瓦の固定が義務化されます。なお、改正後の基準は、増築等する部分の瓦屋根には適用されますが、すでにある住宅や建築物の瓦屋根に直ちに修繕を求めるものではありません。しかし、瓦の留め付けがない場合は、飛散・脱落の危険性がある事例が数多く存在します。
阪神淡路大震災が発生した際、多くの犠牲者が出た原因の1つが「屋根の瓦の落下」です。従来の建築基準法では瓦の固定は義務化されていませんでした。一枚当たり2.5kg以上の瓦が屋根から落下し、あなたや家族にぶつかってきたらどうなるでしょうか?
ケガで済まないケースも考えられますよね。令和4年1月に施行された新しい法律では、新築の戸建住宅で瓦屋根にした場合は、かならず瓦を固定することが義務付けられました。ここでのポイントは「新しい住宅」という部分です。
既存の住宅の場合、義務化されていないため、強風や地震によって瓦の落下リスクは家主であるあなたにかかっているのです。しかし、急に瓦の固定工事をと言われても、何からすればよいかわからないと思います。
そこでこの章では、『今からできる屋根の地震対策』と題し、地震に強い屋根にする対策についてお話ししていきたいと思います。地震に強い屋根にする方法は次の3つです。
- 適切な補強とメンテナンスをする
- 強度の高い屋根材を選ぶ
- 知識と資格のある専門家に相談する
適切な補強とメンテナンスをする
💬「まだ屋根材はキレイだから大丈夫だよね?」
💬「地震対策は大事だけど、そのために屋根材を替えるなんて金銭的に厳しいよ!」
強化を目的とした施工ならば、既存の屋根材を取り替えずに地震対策ができます。屋根の強度を上げることで地震に強い屋根にパワーアップできますよ。瓦も専用のビスや釘などを使った落下防止工事が可能です。
方法としては、屋根材の裏側に補強材を設置するほかに、釘やビスの数を増やすことで屋根材の固定力を高められます。
また、地震に強い屋根にするために、屋根構造に手を加える方法もあります。屋根を構造から補強することで、屋根全体の耐震性を高めることが可能です。
- 強化材を取り付ける
- 構造材のサイズを増やす
- 構造材を交換する
屋根の面積によって強化に必要なものの数や補強方法が変わってくるため、見積りをもらってから検討してみるのもよいでしょう。
もちろん、地震対策をするならば定期的なメンテナンスは必須。今起きている劣化や損傷があっては地震対策以前の問題です。地震対策と合わせて現場調査や劣化診断をしてもらいましょう。
強度の高い屋根材を選ぶ
💬「うちの屋根はもう古いからこの際地震に強い屋根材に変えようかな!」
💬「せっかく屋根材を新しくするなら、地震に強いものにしたい!」
屋根材を替えるタイミングが来ている場合は、地震対策も視野に入れて屋根材を選びましょう。強度が高いとされる屋根材はおもに2つ挙げられます。
- スレート瓦
- ガルバリウム鋼板
新しく建築される住宅で採用率が高くなっているスレート瓦式の屋根は、瓦屋根の半分ほどの重さなうえ、デザインの種類が豊富です。
台風への対策も考えるならば、暴風雨への耐久性が瓦の次に高いとされるガルバリウム鋼板がオススメです。
最近では瓦屋根からスレート瓦やガルバリウム鋼板製の屋根への葺き替え工事が徐々に多くなっています。地震対策という面もありますが、管理コストの軽減や夏の日光対策という目的でも葺き替え工事、揚げ替え工事は多くなっています。
知識と資格のある専門家に相談する
💬「DIYの経験があるから自分でできるかもしれない!」
💬「業者にお願いするとお金かかるしな~」
お気持ちはわかります!ですが、屋根は高所での作業になり、転倒や転落の危険をともないます。屋根材によっては踏む方向を間違えるだけで割れたり傷つけたりしてしまうこともあるのです。自分でおこなうことで施工不良を起こし、気づかないうちに屋根にダメージがおよんでいた、ということもあり得ます。
だからこそ、必ず専門家に相談してください。まずは地震対策が必要かどうか診断してもらいましょう。地震対策の調査に限らず、業者に診断を依頼する場合は『外装劣化診断士』の資格を持ったスタッフのいるところがオススメです。屋根施工の実績や知識があるかどうかも確認しましょう。
地震対策は軽量化を!地震に強い屋根材は『軽さ』にアリ!
前項で地震に強い屋根材はスレートとガルバリウム鋼板とお話ししましたが、この2つの屋根材の共通点は『軽さ』です。結論から言うと、屋根の地震対策では「屋根材の軽量化」が重要なキーワードになります。
過去に起きた大きな地震で、瓦屋根を使った日本家屋が大きなダメージを受けていたのを見たことはありませんか?地震の揺れは、高さがあり屋根が重い住宅ほど、全体のバランスが崩れやすくなり、揺れも大きくなります。
ここで、住宅によく使われる屋根材の重さを比較してみましょう。一般的な住宅の広さとして30坪の場合、屋根の重さは表のようになります。
屋根材の種類 |
30坪での屋根の重さ |
軽自動車で例えると |
瓦 |
約6t |
軽自動車7~8台分 |
スレート |
約2t |
軽自動車3台分 |
金属 |
約600kg |
軽自動車0.7台分 |
「6t」といわれても重さの想像がつきにくいですが、軽自動車で例えると瓦屋根がどれほど重いのかがわかっていただけるでしょう。瓦から金属の屋根材に替えただけで10分の1も軽くなるのは驚きですね!
このように、屋根材の種類と住宅の広さによっても屋根の重さは異なります。だからこそ『屋根の軽さ』は重要なのです!
日本瓦は雨風に強い点は大型台風でも安心ですが、耐震性の面では不安要素が大きいといえます。瓦屋根の中には、地震による倒壊を避けるためにあえて瓦が落ちやすくなっている施工もあります。地震が起きたとき、倒壊を恐れて外に出ると落ちてくる瓦でケガをするリスクもあるということです。
瓦屋根は日本の伝統的な屋根で、堂々としてとても美しい外観ですが、地震対策の視点で見ると軽量化が叶う屋根材に替えるのが安心でしょう。
屋根塗装でつくる「地震に強い屋根」で地震対策!
屋根の地震対策は、補強のための施工や張替えだけではありません!屋根塗装も地震に強い屋根をつくる方法として有効です。塗装で『弱らない屋根』をつくるのです!
そもそも、屋根の強度や耐震性が低下するのは、屋根材にひび割れが発生して内部に雨水が浸入し、柱や屋根構造の建材が腐ってしまうことも原因になります。支えの部分にまでダメージがおよべば、地震で崩壊するリスクもおのずと高くなりますよね。間接的ではありますが、屋根の耐震性を低下させる原因を阻止する方法の1つとして、屋根塗装があるのです。
屋根塗装で地震対策①防水性を高めて屋根材の劣化をくいとめる!
屋根塗装によって防水性を高めておけば、屋根材や内部への浸水をおさえられます。屋根材の劣化をくいとめることで、屋根自体の寿命を伸ばすことにもつながるのです。塗装によって防サビ効果を発揮させることもでき、弾性の高い塗料ならば屋根材表面のひび割れを塞ぐこともできます。
屋根塗装で地震対策②遮熱塗料で屋根の耐久性をアップ!
塗料選びも地震対策の一歩になります。遮熱塗料で屋根の温度上昇を食い止めることで、耐久性が落ちにくくなり、地震対策につながります。遮熱塗料は太陽光線を反射させて温度上昇を穏やかにすることもできる塗料です。
屋根塗装では直接的な地震対策効果がないとはいえ、屋根材の劣化や腐食をくいとめて耐震性の向上に一役買うことができるのです。塗装メンテナンスをご検討中なのであれば、地震対策も視野に入れて業者に相談してみましょう。
屋根の地震対策は自然災害から家族を守ることにもつながる
近年では、地震のダメージはもちろん、自然災害による住宅の破損も増えています。大きな被害をもたらす大型台風では、瓦の落下や屋根材の飛散などの被害も出ていました。屋根がダメージを受けることで雨漏りが起こるケースもあります。
地震に強い屋根にするということは、こういった自然災害からも身を守れるようになるということです。いつ起きるかわからない地震に備えるのは現実味がないかもしれません。だからこそ、自然災害という広い視野で、強い屋根をつくる意識を持ってみてください。
💬「あのとき地震対策しておけばよかった…」
💬「あのとき地震対策しておいてよかった!」
どちらの未来も今の行動次第で選び取れます!地震に強い屋根で地震対策を始めましょう。
地震対策!地震に強い屋根を目指すならプロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店へ!
地震に強い屋根をつくるためには、あらゆる方法がとれます。全部を完璧にするのはすぐに無理だとしても、今からできる一歩を踏み出してみましょう。当社、川洋建装プロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店では、地震対策を考えているあなたに親身に寄り添い、最適なプランをご提案します。
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