屋根カバー工法や火災保険の基礎知識|耐用年数も考えて賢く対策
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みなさんこんにちは!
ブログ担当のコバヤシです!
耐用年数が経過した屋根の劣化の解決には、屋根カバー工法が有効です。費用は大きくなりますが、火災保険を利用できる場合もあります。
屋根は雨風や紫外線や雪などでダメージが蓄積されているものです。台風や地震などの大きなエネルギーを受けて、破損する場合もあります。
時間の経過による経年劣化も深刻な問題です。日本瓦や金属の他、スレート屋根でもひび割れや瓦がずれることもあります。
ダメージを受けて破損した際、補修をするとしても大きな費用は避けられません。経年劣化や破損具合が大きければ、カバー工法や葺き替えも必要です。問題は費用ですが、火災保険の内容次第で補償を受けられる可能性があります。
そこで今回のお役立ちコラムでは、屋根の耐用年数やカバー工法の他、火災保険などの基本情報をお話しします。
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屋根の劣化が進むと最悪の状況に
屋根の劣化が進むと、まともに住めなくなる状況になります。一番避けたいのは雨漏りです。屋根の雨漏りは住まい全体の劣化を早めます。
単純に天井から雨水が落ちてくるだけでは終わりません。雨漏りは住む人の健康を損ない、住まいの倒壊を招く原因になるからです。以下は屋根の経年劣化によって発生が想定される被害の一覧です。
【木材の腐食による問題】
- 木材腐朽菌の繁殖
- 柱や梁など住まいを支える構造躯体が腐る
- 木材の強度が低下
- 耐震性の低下
- 住まいが傾く
参照:国土技術政策総合研究所第Ⅵ章 木造住宅の外皮木部の水分履歴に応じた腐朽危険度予測手法
【カビの発生による問題】
- 美観を損なう
- シックハウス症候群
- ダニの栄養源になる
参照:J-Stage大阪市立環境科学研究所濱田信夫 住まいや暮らしの変遷とカビ汚染
参照:平成 26 – 27 年度厚生労働科学研究費補助金 健康安全・危機管理対策総合研究事業 科学的工ビデンスに基づく「新シックハウス症候群に関する相談と対策マニュアル(改訂版)の作成」研究班
【シロアリの問題】
- 住まいの木材全般の加害
- プラスチックやゴムの加害
- 繊維類や皮革類の加害
- レンガやコンクリートの加害
- やわらかい鉛や薄板の加害
- 断熱材の加害
【電気系統へのダメージと事故】
- 電気機器が浸水しショートによる火災
- 家電の故障
これら多数の被害が出てきます。生活だけではなく健康被害をもたらすのです。
屋根の劣化で雨漏りが発生すると、住まいの内部に雨水が侵入します。木材に触れると腐食しますし、湿度も高くなるのです。湿度が高まると、カビの発生やシロアリを招くことになります。
カビはシックハウス症候群という健康被害をもたらします。シックハウス症候群は、以下のような多くの被害をもたらすのです。
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カビをエサにするダニも増殖します。ダニも死骸を吸い込むことでダニアレルギーになる場合もあるでしょう。アトピー性皮膚炎や気管支喘息の他、アレルギー性結膜炎やアレルギー性鼻炎などの原因になります。シックハウス症候群やダニアレルギーは、抵抗力が低い子どもや高齢者にとってはとくに危険です。
その他、ショートによる火災にも注意しなければなりません。ショートはプラス極とマイナス極が直接つながると発生します。プラス極とマイナス極が直接つながると、大量の電気が流れるからです。通常、大量の電気が流れないよう、電気の流れる電気回路には「抵抗」が設けられています。たとえば豆電球を使うためには電気が必要です。掃除機も電気がないと動きません。この豆電球や掃除機が「抵抗」です。
ただ、コンセントとプラグの間にホコリがあり雨漏りで濡れると危険です。抵抗がない状態で新しい回路ができます。結果、電気が流れてはいけない場所に流れ、ショートが発生するのです。ショートにより火花が散り、周囲に燃えやすいものがあれば燃え移って火災につながる可能性があります。このように、雨漏りは命にも関わるような多くの深刻な被害をもたらすのです。
劣化した屋根の解決方法
屋根が劣化した場合、いくつかの補修方法から選択します。「屋根補修」「屋根塗装」「カバー工法」「葺き替え」です。各補修方法について詳しくお話しします。
屋根の部分補修
屋根補修は部分修理です。たとえば屋根材が数枚はがれた程度なら、部分修理で対応できる場合があります。他にも、軽いひび割れ程度ならシーリングという隙間を埋める施工で対処可能です。シーリングとはシーリング材という材料を使って隙間を埋めることです。
台風や地震などで屋根材が大きくはがれた際の応急処置も、部分補修で対応可能です。ブルーシートや特殊なテープを使って補修します。あくまで応急処置のため、後々、本格的な補修が必要です。
部分補修では、棟の補修も含まれます。屋根の一番高い部分が棟です。屋根面のつなぎ目ですが、隙間を棟板金でカバーしています。瓦屋根だと漆喰で土台を形成し、棟瓦を乗せてカバーしているのです。漆喰は消石灰が主原料の塗り壁材で、お城の白壁でも使用されています。
ただ、台風の際に棟板金が飛ぶ場合もあるのです。漆喰も経年劣化でやせたりはがれたりします。補修しないと、雨が降れば雨水が侵入して雨漏りにつながるのです。棟板金や漆器も部分補修で対応できます。
屋根塗装
屋根塗装は部分補修より、本格的な補修をします。屋根塗装で多くの劣化症状が解決します。
屋根塗装の一番の目的は劣化した塗装の塗り直しです。屋根や外壁塗装は、塗料による塗膜の形成を目的としています。塗料は、顔料・樹脂・添加物・溶媒という構成です。顔料は色、樹脂は骨格、添加物は機能を担っています。溶媒は水やシンナーなどで、樹脂を溶かしたり薄めたりするものです。
外壁に塗料を塗ると、溶媒だけ蒸発し、顔料や樹脂や添加物が残り保護機能となる塗膜を形成します。塗膜が雨風や紫外線などから、下地の外壁を守っているのです。ただ、時間が経過すると、経年劣化で塗膜の保護機能が低下します。保護機能をよみがえらせるために、屋根や外壁塗装をするのです。
ただし、そのまま屋根や外壁に新しい塗料を塗装するわけではありません。高圧洗浄を使い、古い塗膜まで含めた汚れをキレイにします。下地にヒビがあれば、シーリングで補修もするのです。その際、掃除や下地補修が中途半端だと施工後に問題が出てきます。
たとえば、新しい塗料が十分に密着しません。ひび割れ・塗膜のはがれ・塗膜のふくれが早々に再発すれば、屋根や外壁塗装の意味がなくなります。
カバー工法
カバー工法は本格的な屋根のリフォームです。補修面積が小さいなら、部分補修や屋根塗装で対処できるかもしれません。ただ、施工面積が大きいとカバー工法も選択肢に入ります。
カバー工法は既存の屋根を撤去せず、新しい屋根材をかぶせる工法で、重ね葺きとも呼ばれています。カバー工法をすることで、屋根の劣化問題を解決できるのです。
ただし、施工条件があります。雨漏りがすでに発生し、屋根の下地である野地板が腐食していればできません。防水シートの劣化が激しいとできないのです。瓦屋根に対してもできません。屋根が2つになるため重量による負担が大きくなるからです。重心が上にあるとバランスが不安定になり、耐震性が低下します。また、過去にカバー工法をしている場合、同じく重量の問題で施工できません。
葺き替え
葺き替えは屋根の問題全般を解決できます。屋根材や下地である野地板や防水シートまで、既存の屋根を撤去して交換するからです。新しい屋根になるため、屋根の問題は解決します。
ただしカバー工法をはじめ、他の補修と比較すると費用が高くなる点には注意が必要です。とくにアスベストが含まれていると、石綿作業主任者や石綿取扱作業従事者のような資格者が求められます。安全を確保した施工も必要なため費用は高くなるのです。
屋根の耐用年数
屋根材は365日ずっと雨風や紫外線にさらされています。カバー工法をはじめとした補修をするのも、耐用年数を把握しておいたほうが施工のタイミングがわかります。以下は屋根材の一般的な耐用年数です。
- スレート瓦:約20年~25年
- セメント瓦:約30年~40年
- 日本瓦:約50年~100年
- 金属屋根:約30年~60年
この中で日本瓦だけ屋根塗装は不要です。他の屋根材の屋根塗装は塗料にもよりますが約5年〜10年を目安に行います。
火災保険で補償を受けられると聞いた?条件がある
カバー工法は葺き替えより費用を抑えられますが、それでも100万円以上はします。そのため簡単に屋根補修専門業者との契約はできないでしょう。ただ、費用の問題を考えると火災保険が使用できる場合もあります。「場合がある」というのは条件をクリアしなければならないからです。
大前提として火災保険への加入が必要です。さらに自然災害でなければなりません。適用されるのは「風災」「雪災」「雹(ひょう)災」です。風災に関しては、たとえば台風や竜巻などが当てはまります。台風によって屋根がはがれた場合などに、火災保険の風災補償が適用されるのです。
他にも大前提があります。審査で経年劣化と判断されると補償対象外です。すでに屋根が劣化し、ヒビ割れがあったら経年劣化の雨漏りと判断される可能性があります。そのため「台風で古い屋根が壊れたから火災保険で補償を申請すればいい」とは簡単にいかないのです。
経年劣化だと理解していたのに「台風で壊れた」とウソを付いて保険金を受け取ると詐欺罪にあたります。保険会社から損害賠償請求をされる可能性もあるため止めておきましょう。
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川洋建装は屋根カバー工法で問題を解決します
「屋根の劣化が気になる」「ずいぶん古くなった」と感じたら川洋建装にお任せください。カバー工法や葺き替えの他、屋根塗装や屋根補修に対応できます。
愛知県西尾張エリアを中心に、多くの施工実績を誇ります。大手塗料メーカーアステックペイントの施工実績では愛知県でNO1です。認定代理店として、アステックペイントの防汚塗料や遮熱塗料のような機能性が高く高品質な塗料も取り扱えます。Googleの口コミでも多くの高い評価を受けているため御覧ください。
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