外構工事の耐用年数を知って適切な対処を心がけよう
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みなさんこんにちは!
ブログ担当のコバヤシです!
外構工事をしようと考えている方は、どれくらいの耐用年数があるかを知った上で選ぶことをおすすめします。せっかく外構工事をしても、短期間で耐用年数を迎えてしまうようでは意味がありません。しっかりと長期間状態を維持してくれる外構を選びましょう。
見た目の良さは耐用年数には比例しません。見た目も気に入って、しっかりと機能性も十分な外構アイテムを探しましょう。
今回のお役立ちコラムでは「外構設備の耐用年数」についてお話ししていきたいと思います。
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場所別外構工事耐用年数の紹介
外構とひとまとめに言っていますが、かなりたくさんの種類や素材別で揃っているので、耐用年数はそれぞれ違います。区分ごとに耐用年数の違いをご紹介しましょう。
塀・門扉
塀や門扉は、比較的長寿命な外構です。作り自体もしっかりしているので、簡単に壊れたり劣化したりはしません。ただし、購入額は相応に高くなるので、どのようなイメージの家を作っていくかによっては必要なくなることもあるでしょう。
金属フェンス |
10年 |
木製フェンス |
10年 |
スチール製フェンス |
15年 |
コンクリート塀 |
15年 |
生垣 |
20年 |
レンガ |
25年 |
鉄筋コンクリート塀 |
30年 |
石垣 |
35年 |
(引用:財務省 耐用年数表)
いろいろな種類がありますが、素材が「詰まっている」ものほど耐用年数が長くなっています。金属フェンスは中空の柱になっていますし、木製フェンスは水分が通過する関係上、密度として考えると意外とスカスカです。
それに対し、鉄筋コンクリートは空気を抜きながら超密度に仕上げていくでしょうし、石は密度の塊です。
駐車場
駐車場は、床面の耐用年数が異なります。見た目にはわからない劣化が発生するようなものではなく、ひび割れやコマ抜け、陥没などが発生するので、はっきりと劣化状況が判別できるので、適切に補修をしなければなりません。丈夫なように見えても、意外と短命だということがわかるはずです。
簡易舗装 |
5年 |
アスファルト |
10年 |
木レンガ |
10年 |
コンクリート |
15年 |
レンガ |
15年 |
石畳 |
15年 |
(引用:財務省 耐用年数表)
駐車場というのは、上を車がまっすぐしか走らないわけではありません。むしろ、道に出る際にはほぼ毎回曲がりながら出ていくことになります。そのため、かなり強い摩擦を受けてしまうのです。
この摩擦は、床面を剥がすような力が働くので、綺麗に敷かれた状態でもどんどん傷みが進んでしまいます。そして、結果的に部分的に剥がれてしまったり、ひび割れたりするわけです。
庭
庭は広い意味で「建物以外の部分全般」を捉えた言い方になりますが、ここでは「ガーデニング」で使用する範囲を指すことにしましょう。庭園や花壇、菜園のような場所にも耐用年数があるって知っていましたか?
緑化設備 |
10年 |
花壇 |
10年 |
庭木 |
20年 |
築庭 |
20年 |
(引用:財務省 耐用年数表)
地面に対する耐用年数というよりも、それぞれが枯れてしまうような寿命を迎える期間を指しているように感じます。地面自体には耐用年数はないと考えて良いでしょう。
耐用年数は「絶対」ではない
耐用年数は、あくまでも目安の期間です。沿岸部の設備であれば、潮風の影響を受けて短縮されるでしょうし、山間部であれば落石等の影響を受けて破損する恐れもあります。突発的な事故は耐用年数に該当しませんが、自然に劣化する期間に関しては「周囲の環境」が大きな劣化要因になり得るのです。
反対に、環境が良い場合には耐用年数以上に使用し続けることができる場合もあります。可動部には定期的に油を挿して摩耗を遅らせたり、消耗部品を定期的に交換したりというメンテナンスを欠かさなければ、規定の耐用年数以上に長持ちするということは不思議なことではありません。
そのため、どこまで行っても「目安」でしかないことを理解しておきましょう。
耐用年数を決定しているのは財務省・国税庁
ここまでお話ししてきた「耐用年数」ですが、実は財務省や国税庁が決定している年数なのです。これは、外構だけではなく、多くの「資産物」に対して設定されています。例えば、「鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄筋コンクリート造」の建物に対しては」以下のような耐用年数が設定されています。
事務所 |
50年 |
住居 |
47年 |
倉庫 |
38年 |
(引用:財務省 耐用年数表)
全く同じRC造の建物なのですが、用途によって構造が異なるために耐用年数が変わるのです。そして、この年数が「減価償却」に用いられる期間となることを覚えておきましょう。
一般家庭の被雇用者の場合はあまり減価償却に対して意識しませんが、これが事業者になると大きく税金に関係してくるのです。
事業用自動車6年、木造漁船10年、ヘリコプター5年というように、購入金額を耐用年数の期間で少しずつ消費させていくという考え方で計算されます。
法定耐用年数とメーカーが設定した耐用年数の違い
外構工事を依頼する際、製造メーカーが設定している耐用年数と、法定耐用年数には大きな差がある場合があります。実際に製造メーカーでは、より長く安定した状態で使用できるという判断をしているため、法定耐用年数よりもだいぶ長い期間の耐用年数に設定していることが多いです。
被雇用者世帯であれば、気にすべきなのは「製造メーカーの設定している耐用年数」になります。どれだけ長く使えるかを確認して、納得した製品を選ぶことで満足を得られます。
しかし、事業者の場合は「法定耐用年数」を気にしなければ、減価償却の期間等に影響が出てしまうのです。
どれだけ製造メーカーが、長期間の耐用年数を設定していたとしても、法定耐用年数が5年と設定されていれば、50年の耐用年数が約束されていたとしても5年で償却することになります。
外構の減価償却について
事業者の場合、営業所や事業所は会社資産の一部です。そして、単純な経費として消化することができません。適切な期間で減価償却していく必要があります。
外構は建物の一部として考えられるのですが、全てを一律で計算する必要はありません。それぞれ個別対応ができます。また、途中で新しいものに入れ替えた場合も、そこからリセットして減価償却が始まるのです。
少し減価償却と違う対応ができるのが「サブスクリプション」になります。つまり月額課金制のレンタルです。この場合、減価償却ではなく月額費用を毎月の経費として扱うことができるのです。
大きな買い物ですが、できれば経費扱いですぐに税務処理したいのですが、購入してしまうと経費ではなくなってしまいます。事業所も、毎月の家賃支払いがある状態の賃貸であれば、減価償却ではなく経費で落とせるということを覚えておきましょう。
外構を長持ちさせるコツ
これは外構に限った話ではないのですが、やはり定期的なメンテナンスがいちばんのポイントと言えるでしょう。個人的にできるメンテナンスはこまめに行うべきですし、業者でなければ対応できないような部品交換なども、しっかりとメンテナンス周期に合わせて行うことが重要です。
建物のメンテナンスも外構のメンテナンスも同じなので、どちらかだけを行うということになれば、もう一方はどんどん劣化してしまうでしょう。
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外構工事を考える際、それがどれほどの期間持続可能かを理解することは非常に重要です。耐用年数を知ることで、より効果的な投資判断が可能になり、長期間にわたり安定した状態を維持することができます。
外構の素材や種類によって耐用年数は異なり、金属フェンス、木製フェンス、コンクリート塀など各々の耐久性に大きな違いがあります。駐車場の舗装や庭の緑化設備も同様で、使用される材質によって管理の必要性が変わってきます。
外構の適切な維持管理には定期的なメンテナンスが欠かせません。適切な時期に修繕や補修を行うことで、予期せぬ破損を防ぎ、最大限の価値を外構から得ることができます。
プロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店/川洋建装では、耐用年数に基づいた適切な外構工事と、その後のメンテナンスプランを提供しています。何かご不明な点がございましたら、お気軽に問い合わせフォーム、メール、電話でのご相談をお待ちしております。また、直接の相談をご希望の方はショールームにお越しいただくことも可能です。
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