台風シーズン前に外構工事を済ませておこう｜台風前の備え
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みなさんこんにちは！
ブログ担当のコバヤシです！
台風シーズンになると、建物ばかりではなく「外構」にも気を回さなければなりません。しっかりと対策を講じておかないと、台風が直撃した時に大きな被害が発生する可能性があるのです。
もし、まだ外構工事を施していない場合は、2024年の台風到来前にしっかりと対策しておくことをおすすめします。
今回のお役立ちコラムでは「外構工事のポイント」をについてお話ししていきたいと思います。
台風前にしておくべき養生をご紹介
天気が良い日が続いているうちは気にしないでも良いのですが、台風が来ると多くのものが風で吹き飛ばされてしまいます。そのため、適切な方法で固定や移動などの対応をしておかないと、台風後にきっと後悔することになるでしょう。
台風対策の基本は「固定」と「移動」です。これを徹底しましょう。
門扉は固定しよう
台風直後に、多くの家の門扉が本来あるべき場所にないという状況はよくある光景です。門扉には固定用の食いがついていますが、大風に煽られてしまうことで門扉が暴れ、食いが抜けてしまい動いてしまうことは不思議なことではありません。
門扉が倒れてしまうような強風なので、穴に3cm程度入っているからと言っても全く意に介さず外してしまうでしょう。
もし、台風が来るとわかっている場合は、アコーディオンタイプの門扉は「閉めずに解放して縛り付ける」ようにした方が良いでしょう。
閉めてしまうと、どうしても動き回ろうとしてしまうので、最悪の場合蝶番が破損して門扉が外れてしまうかもしれません。
跳ね上げタイプの門扉の場合は、解放しておくわけにいきません。風に煽られて海兵を栗化してしまう可能性があります。そのため「完全に締め切ってロック」しましょう。アーム部分にあるロックをかけておけば、跳ね上がることはありません。
電動の跳ね上げタイプの場合は、停電することも考えて「手動」に切り替えておくことをおすすめします。
カーポートの屋根はサポート柱必須
カーポートは台風で非常によく壊れてしまう外構です。特に、片持ちタイプのカーポートは簡単に吹き飛んでしまうので、できればサポート支柱がオプション設定されているなら、確実に設置しておくことをおすすめします。
カーポートの場合、事前に対処というものがほとんどできません。しかし、サポートし中を設置していない場合は、後付けもできるので確実に設置しておくと倒壊する確率を下げられるでしょう。
テラス屋根は片付ける
テラスがある場合は、屋根を確実に片付けておきましょう。テラス屋根だけが吹き飛ぶだけでも、電線に引っかかって近隣一帯が停電になってしまう可能性があります。しかも、その間に近隣の建物に被害を与えてしまった場合、損害賠償の対象になることもあるのです。
また、屋根が風で煽られることで、屋根を固定しているヒンジが破損して、雨漏りが発生する可能性もあるので、確実に片付けることを徹底しましょう。
オーニングも収納しよう
おしゃれな収納ヒサシのオーニングも、台風で煽られると破損します。破損だけなら良いですが、そのまま窓ガラスを叩き割る可能性は高いので、絶対に収納しておきましょう。かなり危険です。
物置は重さを増やしておく
庭に収納用物置を設置している場合は、確実に台風で暴れてしまいます。それを防ぐには、何かに縛り付けて固定するか、中身を重くしておくことで対応しましょう。簡単なのは重量アップです。とにかく中に物を詰め込んで、風に負けないような状態にしておくのが良いでしょう。
特に、下側に重心が寄るように重いものほど地面に近いところに置いてください。そして、必ず鍵を閉めましょう。ドアが外れて中身が出てしまう可能性があります。
植木鉢は屋内移動
植木鉢は、倒れて破損する可能性があるので、基本的に屋内に退避してください。仮に家の中に入れられないという場合は、風裏になるような場所の外壁にピッタリくっつけておくことをおすすめします。
屋内に退避できる場合は、できるだけ汚れても問題がない玄関やガレージの中に対比するのが良いでしょう。
家庭菜園で退避できないという場合は、収穫できるものがあれば早めに収穫してしまいましょう。まだ成長しきっていない場合は、無事に乗り切ってくれることを祈るしかありません。
保険のグレードアップも検討
台風直前で最大限の準備をしておきたいという方には、火災保険のグレードアップもお勧めします。補償額が増えるので、万が一被災してしまった場合に手厚い補償を受けられます。
特に、水災対応がなかったり、落雷保証がないというような場合はグレードアップしておくと良いでしょう。火災保険は、保証範囲外の被害に関しては適用できません。そのため、台風前にグレードアップして、対応される被害の幅を広げておくと後悔せずに済みます。
台風後のメンテナンス
台風の後というのは、色々なメンテナンスをしなければならないということを覚えておいてください。そのまま放置してしまうと、あらゆる部分に劣化が確認できるようになってしまいます。
台風が過ぎ去った後の対処について考えてみましょう。
ステンレス部分は水洗い
台風というのは、日本の陸上で発生することはほとんどありません。必ず南半球側で発生したものが北上して、日本列島に乗って行きます。つまり、台風には「海水」が非常に多く含まれているということなのです。
海水、つまり「塩水」をかぶっているのと同じだということを覚えておいてください。外構で使用されているステンレス部分は、この塩水によって腐食する可能性があります。台風が過ぎ去った後は、必ず洗い流すようにしましょう。できれば高圧洗浄機のような確実に洗い流せるものが望ましいですが、たっぷりの流水で流しておけば塩害を受けることはないでしょう。
アルミサッシやガラスなども同様です。そして、外壁や金属屋根もできれば洗っておくことをおすすめします。
庭木は洗って潮を落とす
庭木も塩水を嫌います。塩水がかかったままだと、多くのものが枯れてしまうでしょう。シャワー状の流水で表面を洗い流すとともに、足元に溜まった塩水成分を薄めてやるようにした方が良いです。
強い水流で洗ってしまうと、弱っている茎は折れて吹き飛んでしまう可能性があるので、できれば優しい水流でしっかりと洗い流してあげるようにしましょう。
台風で破損した場合は火災保険適用
台風が過ぎ去ったら、必ず建物や外構などの破損状況を確認することをおすすめします。毎年加入し続けている火災保険も、掛け捨て状態では全く意味がありません。せっかく加入しているものなのですから、使用できる時にはしっかりと保険金を請求してください。
台風直後の保険金請求であれば、多くの場合適用されます。その採択を確実にするためにも、定期的な建物のメンテナンスは必要になります。
火災保険は、保証範囲に記載されている被害に対して補償されるという特性を忘れてはいけません。火災や風災だけが適用範囲になっている場合、水災や落雷は補償されないのです。そのため、同じ台風被害であるにもかかわらず、風で飛んでしまった屋根は補償されても、雨で濡れた内壁は補償されないというような状況が発生する可能性があるのです。補償内容が不足していると感じたら、台風が来る前までに補償内容の見直しをしておきましょう。
屋根の破損もしっかりチェック
台風の後は屋根が傷んでいることが多いです。時には滑落していたり、屋根材が部分的に吹き飛んでいたりする場合もあります。そのようなチェックは、必ず専門業者に依頼するようにしましょう。
自分で勝手に屋根に登って調べてしまうと、保険請求時に業者からの診断書を受け取ることができません。保険業者も、支払い根拠が明確でなければ保険金を支払うことができないので、必ず業者による屋根診断を受けてください。
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