「重ね葺き工法」とは？あま市での事例をもとに施工可能な屋根とメリット・デメリットを解説！

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💬「重ね葺き工法ってうちの屋根にもできるのかな？」

💬「屋根を張替えるよりも安くできる方法があるって聞いたけど、本当？」

💬「屋根が古くなってきたから、できるだけ早く安く修復する方法が知りたい！」

みなさんこんにちは！

ブログ担当のコバヤシです！

屋根は、雨や風などの外部環境からのダメージを常に受けているため、メンテナンスは必須です。しかし、どんなに手をかけていても、経年劣化や建材の寿命によって、いつかは大規模な修繕が必要になってくるものです。大規模な修繕となると、懸念されるのは費用、つまり屋根修繕工事の費用ですよね。

大切なご自宅を守る屋根を丸ごと修繕するのですから、相応の費用がかかることは覚悟しなくてはいけません。最近ではリフォームローンもあるものの、ご自宅のローンが残っている状態で、さらにリフォームローンもとなると、お財布には厳しい状況になりますよね。

そんな時、工事の方法の1つとしてオススメしたいのが『重ね葺き工法』です。その名の通り、既存の屋根材の上に、新しい屋根材を重ねる施工方法です。

重ね葺き工法のおもなメリットとして、以下の5つが挙げられます。

• 工事費用をおさえられる
• 工期を短縮できる
• 防水機能の向上とメンテナンスが可能
• 断熱性や防音性の向上
• 耐久性を持続できる

メリットを見ると、非の打ち所がない完璧な方法に思えますが、デメリットも存在します。

• 外観のバランスが崩れる
• 耐震性が低下する
• 塗装よりも費用が高くなる

また、屋根の状態や屋根材の種類によっては重ね葺き工法が使えない場合もあります。

工事費用負担を考えるならば、重ね葺き工法はコストパフォーマンスの高い施工方法であるものの、施工判断は施主であるあなたにかかっています。単純に「安いから」という理由で重ね葺き工法を許諾しても、あなたのお家にマッチしていなければ、費用対効果が低い工事になってしまうのです。

だからこそ、重ね葺き工法のメリットとデメリットをしっかりと理解しておくことが重要です。

重ね葺き工法が気になっている方はぜひ、今回のブログを最後まで読んでご自宅に最適な方法かどうか確かめてみてください。

💬「そんな時間はない！」

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お急ぎの方は、川洋建装（株）プロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店へお問い合わせください。外装劣化診断士の資格を持ったスタッフが、あなたのお家の屋根を正しく診断し、最適な修繕プランをご提案いたします。

それでは、当社があま市で施工した重ね葺き工法について、くわしくお話していきます！重ね葺き工事の施工事例は▼コチラ▼をクリックしてください！

あま市篠田O様邸｜屋根重ね葺き工事：外壁塗装工事｜超低汚染リファイン1000MF-IR

重ね葺き工法とは？

重ね葺き工法とは、いまある屋根材の上に防水シートを敷き、新しい屋根材を重ねる方法です。業者によっては『カバー工法』とも呼ばれています。

重ね葺き工法最大の特長は、古くなった屋根材の上からそのまま屋根材を重ねるため、解体や撤去をする手間と労力を省ける点です。劣化した屋根材の撤去や産業廃棄物処理費用などが発生しないだけでなく、工期も短縮できるため、工事費用を安く抑えることが可能になります。

ただし、既存の屋根の状態によっては重ね葺き工法をするために追加で建材が必要になることもあります。費用面で張替えと天秤にかけている場合は、現場調査をしてもらい、見積りを出してもらったうえで比較しながら最終決定することをオススメします。

重ね葺き工法ができる屋根の状態は？

重ね葺き工法ができる、オススメな屋根の状態についてお話していきます。重ね葺き工法が最適な条件としてはおもに2つあります。

• 既存の屋根材に耐久性があること
• 既存の屋根材が平らでなめらかであること

既存の屋根材に耐久性があること

重ね葺き工法は新しい屋根材を重ねるため、基盤となる既存の屋根がしっかり留まって、耐久性があることが大前提です。屋根材の重量や負荷に耐えられる屋根梁の強度も大きく関係します。

あま市篠田O様邸｜屋根重ね葺き工事：外壁塗装工事｜超低汚染リファイン1000MF-IR

あま市で施工した上記画像のご自宅は、屋根表面の見た目の劣化が進行していたものの、耐久性という部分では、まだ余裕がありました。

費用負担を考えて、重ね葺き工法を提案し、施行させていただきました。

屋根材が劣化していても、下地が腐食していない場合には有効です！屋根材の耐久性の判断は、屋根材の耐用年数や既存の屋根材の劣化度合いにもよります。正しい知識を持った外装劣化診断士に診断してもらいましょう。

• 既存の屋根材が浮いている
• 既存の屋根材の劣化が激しい
• 既存の屋根材が水没している

既存の屋根材が基盤として機能しない場合は、重ね葺き工法ではなく張替えをオススメすることもあります。

既存の屋根材が平らでなめらかであること

新しい屋根材を上から重ねる工法であるため、既存の屋根材は平らでなめらかであることが必要です。

• 屋根に歪みがない
• 屋根材に凹凸がない
• 屋根材同士が接着できる表面が整っている

屋根材がでこぼこしている場合は重ね葺き工法には向きません。また、軒先や軒樋の高さや形状によっては、重ね葺き工法が適用できない場合もあります。

瓦屋根と劣化したスレート屋根は重ね葺き工法はできない

屋根材の種類によっては重ね葺き工法ができないものがあります。おもに瓦屋根と劣化したスレート屋根は重ね葺き工法には向いていません。

瓦屋根はその見た目通り、波立つような立体的な形をしているために屋根材を重ねることは不可能です。さらに、瓦屋根は重量があるのでさらに重量が増えてしまう重ね葺き工法は適していないのです。

スレート屋根は、厚さ5mm程度の薄い板状の屋根材で、形状だけみれば重ね葺き工法に適しているように見えます。ですが、あまりにも劣化していたり、築年数が40年以上経っていたりする場合は適用できません。表面に劣化が見て取れるほど出てきているということは、下地部分の劣化も確実に進行しているからです。

さらに、耐震基準が新しくなる前の基準になっているものもあるため、重ね葺き工法で重量が増えると耐震性に影響がおよぶでしょう。重ね葺き工法に適した屋根材であるかどうかは、プロに相談すればわかります。

重ね葺き工法を検討しているならば、まずは劣化診断をしてもらって屋根材と下地の状態を確認してもらいましょう。川洋建装（株）プロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店では、外装劣化診断士の資格を持ったスタッフが在籍しています。正しい劣化診断をわかりやすい報告書でご自宅の不安を解消いたします！

重ね葺き工法をするメリットは？

💬「屋根は張替えとなると数百万はするって聞いたけど、重ね葺き工法は安さがメリットでしょう？」

たしかに、張替えは解体から撤去までの作業も加わるため、大規模な工事になります。人員も必要になり、工事期間も長くなるでしょう。解体や撤去がなく新しい屋根材を重ねる重ね葺き工法は張替えよりも費用が安くなるのは想像がつきますよね。

ですが、重ね葺き工法のメリットはそれだけではありません！おもに5つのメリットが挙げられます。

• 工事費用をおさえられる
• 工期を短縮できる
• 防水機能の向上とメンテナンスが可能
• 断熱性や防音性の向上
• 耐久性を持続できる

重ね葺き工法のメリット①工事費用をおさえられる

重ね葺き工法で一番メリットを感じる部分が工事費用ではないでしょうか。屋根を解体して張替えるとなれば、既存の屋根材一式を処分するのにもお金がかかります。

ですが、重ね葺き工法は長い目で見てもお財布に嬉しい工法なのです。屋根工事で一番高額になるといわれている張替えと比較して安いというだけではありません！塗装メンテナンスをする場合にも、長い目で見ると重ね葺き工法の方が結果的にオトクになる場合もあります。

たとえば、塗装で10年に1度メンテナンスをおこなうよりも、重ね葺き工法で長期的に屋根を保護するという視点で考えてみてください。ご自宅に必要な維持管理や廃棄処理などを含んだ、おうちの全生涯にわたるコストを指す『ライフサイクルコスト』をおさえることができるのです。

重ね葺き工法のメリット②工期を短縮できる

重ね葺き工法は工期を短縮できるメリットもあります。屋根工事となれば、ほとんどの場合が仮設足場を組むことになります。建築基準法によって一定の高さ以上は必ず足場が必要になるため、工事中はご自宅のまわりを鉄骨で覆われることになりますよね。

作業員が周辺を出入りするために、窓からの光やカーテンが開けづらくなってストレスを感じることもあるでしょう。張替え工事であれば長くて1ヶ月かかることもあるので、ご家族のことも考えると工期は短いに越したことはありませんよね。

重ね葺き工法の場合は、張替え工事の半分ほどの工期で終えることができます。天候などにもよりますが、一般的には5～10日ほどで完了します。屋根材の解体や撤去作業がない分だけ、早く工事を終えられるのです。

重ね葺き工法のメリット③防水機能の向上とメンテナンスが可能

重ね葺き工法は、防水シートを貼ってから新しい屋根材を取り付ける工法なので、塗装工事では手が届かない防水機能のメンテナンスも同時進行で完了できます。

既存の屋根の上に防水シートを貼るため、屋根全体の防水性がアップするのも嬉しいメリットです！

重ね葺き工法のメリット④断熱性や防音性の向上

重ね葺き工法をすると、断熱性や防音性も向上できます。新しい屋根材には断熱材がついていることもあります。それだけでなく、既存の屋根との間に通気層ができることで断熱性がアップするのです！この断熱性は、夏場に2階で感じる暑さ対策にも有効です。

屋根を重ねることで2重構造になるため、防音性効果の向上も期待できます。「ガルバリウム屋根で雨音が気になっていた」という場合にも、重ね葺き工法で快適な雨の日が過ごせるようになるでしょう。

重ね葺き工法のメリット⑤耐久性を維持できる

重ね葺き工法は、屋根を重ねる方向や枚数などを調整することで、雨水の侵入を防いで耐久性を保つことができます。カバー工法とも呼ばれているように、新しい屋根材で覆いかぶせることで、耐久性までカバーできるのです。

また、アスベストが使用されている屋根も、重ね葺き工法でバージョンアップできます。アスベストが使われている屋根材は撤去にも特別な配慮が必要なため、その分費用も高くなります。重ね葺き工法をすることで、従来の屋根をそのままに耐久性を強化できるのは大きなメリットです。

重ね葺き工法をするデメリットは？

重ね葺き工法にはメリットがある半面、デメリットもあります。ご自宅の屋根の種類にもよりますが、デメリットにあてはまりそうな場合は別の方法も検討しましょう。

• 外観のバランスが崩れる
• 耐震性が低下する
• 塗装よりも費用が高くなる

重ね葺き工法のデメリット①外観のバランスが崩れる

重ね葺き工法は新しい屋根を重ねることから、屋根の高さが増して外観が変わってしまうことがあります。屋根のボリュームが変わることで、全体のバランスが崩れる可能性があることを覚えておきましょう。

また、新しい屋根材が既存の屋根材よりも大きい場合は、重ね葺き工法には適しません。

重ね葺き工法のデメリット②耐震性が低下する

重ね葺き工法は、耐久性が増すというメリットがありましたが、屋根を2重にすることで重量が増えてしまいます。多少の重さの変化は影響をおよぼしませんが、地震の大きさによっては構造部分が支えきれなくなる可能性があります。重ね葺き工法を検討する場合には、耐震性にデメリットがおよばないか確認しましょう。

重ね葺き工法のデメリット③塗装よりも費用が高くなる

重ね葺き工法は屋根全体を張替えるより費用が安くなりますが、塗装費用と比べると約1.5～2倍程度高くなる傾向にあります。重ね葺き工法をするために必要な追加建材費用がかかることもあるため、塗装する場合と見積りを比較してみましょう。

もちろん、ライフサイクルコストとして長い目で見て比較すると、塗装を頻繁にするよりも結果的に安いという場合もあります。新しく重ねる屋根材の素材や、屋根自体の大きさによっても総合的なコストは変わってくるでしょう。目の前の金額に惑わされずに、長い目で見て検討すれば費用面で感じるであろうデメリットは回避できます。

あま市で重ね葺き工法を検討するならプロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店へ！

💬「重ね葺き工法ってすごい！ぜひうちも検討したい！」

重ね葺き工法をご検討の場合は、まずは現在の屋根の状態を正しく把握するところからスタートしましょう。劣化診断が正しくできる『外装劣化診断士』の資格を持った業者にお願いしてくださいね。

劣化診断が適切におこなわれないと、本当に重ね葺き工法をしても大丈夫な状態なのかが正しく判断できません。当社、川洋建装（株）プロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店にも、外装劣化診断士の資格を持ったスタッフが在籍しております！愛知県にお住まいの方はお気軽にご相談ください。

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メ～テレの「ジョシばな」に当社代表取締役川北洋平が出演いたしました！その時の模様をぜひご覧ください！

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