雨漏りから内装リフォームになってしまわないように事前対策を徹底しよう
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みなさんこんにちは！
雨漏りは、見た目以上に深刻なダメージを建物に与える問題です。一度雨漏りしてしまうと、内装の構造や素材にまで損害を広げ、最終的には全面的なリフォームが必要になることも少なくありません。
そこで今回のお役立ちコラムでは、雨漏りによる被害が内装に及ぼす影響と、その後のリフォームがどのようなプロセスを経て行われるべきかに焦点を当てます。雨漏りが引き起こす一般的な内装の被害から、その修復にかかる時間とコスト、さらには被害を最小限に抑えるための予防策についてお話ししていきたいと思います。
お住まいを雨漏りから守るための知識として、雨漏りの初期対応から最終的なリフォームまでの情報を提供し、あなたの大切な住空間を保護するための一助となれば幸いです。
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雨漏りは建物を劣化させる
雨漏りが発生してしまうと、建物の大部分に被害が発生してしまうことを覚えておきましょう。万が一、雨漏りが発生してしまうと、建物の寿命が著しく短くなる可能性があるのです。では、実際にどのような問題が発生するかを考えてみましょう。
構造材が腐る
建物の構造材というものは、経年によって乾燥を進めていきます。新築時には水分量が比較的多いのですが、空気の動きが少ない安定した状態に安置されることで乾燥し、毎日の湿度変化によって一番ちょうど良い状態でキープされるようになっていくのです。
しかし、雨漏りによって構造材に水分が回ってしまうと、乾燥状態にある構造材は一気に水分を吸い込んでいこうとするため、雨漏りに気づかない場合もあります。この状況が数日、数週間と続いてしまうと、今度は構造材は腐食し始めてしまうのです。
構造材が腐食すると、当然耐久性は一気に落ちてしまうでしょう。その上、シロアリに食い散らかされてしまうため、住み続けることが困難になるかもしれません。
このような状態にならないためにも、定期的なメンテナンスが重要なのです。
断熱材が朽ちる
外壁と内壁の間には、グラスウールなどの断熱材が設置されています。水に濡れることで断熱材は重さを持ってしまい、本来設置されていた場所から落下してしまい、その結果断熱材が朽ちていくという状況が発生することがあるのです。
腐食するというような性質のものではないのですが、水分を含んで膨らみ、乾燥して縮むという状況を繰り返していくうちに、素材そのものが劣化していくという状況は発生しやすくなります。
石膏ボードがふやける
石膏ボードは、水を吸い込みやすい素材です。そもそもチョークを固めたような建材なので、材質そのものは隙間だらけで毛細管現象を発症しやすい特性を持っています。そのため、少しでも雨漏りが内壁裏に当たってしまうと、石膏ボードは水を吸収してふやけてしまうのです。
石膏ボードの表面にしか被害が及んでいない場合は、通気によって水分が飛ぶということも考えられるのですが、実際に雨漏りが発生してほんの少ししか水が流れ込まないということは考えにくいです。そのため、非常に多くの水分を含んだ石膏ボードは、簡単に崩れてしまうという状況になります。
使用している石膏ボードによっては、表裏防水対策が施されたものを使用している場合もあるのですが、建材のコストダウンにより裏面は石膏剥き出しになっているボードを使用してしまうと、ちょっとした雨漏りでも非常に重大な被害に発展してしまうのです。
カビが生える
建材というものは、かなり多くの不純物を含んでいます。中には、製造過程で汚れた素材が含まれているような場合もあり、水分を含むとカビがすぐに発生してしまうようなものも多くあるのです。
また、雨漏りは建物の内部を通過していくので、埃やカビの胞子などが大量に集まっている場所を通り、それらを集めながら移動していくことになります。そのため、水が一時的に貯まるような場所はカビが発生しやすい状態であり、雨漏りが発生するごとにカビの拡散が進んでしまうというわけです。
クロスに染みができる
雨漏りが表面化する場所が屋内であれば、その発言場所のクロスを汚します。表面に付着している鉾地はもちろん、クロスを貼り付けている糊、通路で拾い集めた汚れなど、さまざまな要因が染みになってしまうため、シミ囮のために塩素系洗剤を使用しても簡単には綺麗になりません。
このシミを解消するためには、専門業者による洗浄か、クロスの張り替えが必要になるでしょう。
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火災保険で直せる住まいのトラブル｜雨漏りでダメになったクロスは火災保険適用
内装リフォームが必要になった時の相場
雨漏りで内装リフォームをする場合の費用相場を簡単にご紹介しましょう。ちょっとした工事でも数万円のリフォーム費用が発生してしまうので、定期メンテナンスで被害を最小限にすることをおすすめします。
屋根からの雨漏り
屋根からの雨漏りは、劣化状況によって費用に差が生まれます。
屋根材が暴れてしまい、ズレが生じたものを適切な場所に設置し直すような簡易工事で済む場合「5〜15万円」ほどの工事費用で済むでしょう。しかし、屋根材が破損していて補修が必要だったり、滑落した屋根材を交換したりという工事が必要な場合「35〜75万円」程度の比較的高額な工事費用が発生してしまいます。
さらに、屋根を葺き替えなければならないような酷い劣化状況であれば、80〜200万円以上の工事費用が発生することもあるので、被害が小さいうちに屋根のメンテナンスをしておきましょう。
天井からの雨漏り
天井から雨漏りしている場合、被害状況によっては作り直しが必要になることもあります。その場合は高額工事になってしまうのですが、一部から雨漏りしているだけであれば「515万円」ほどで補修することができます。
ベランダからの雨漏り
ベランダは防水工事を5年ごとに行うことで、雨漏りを防ぐことができます。劣化が見えなくても、定期的なメンテナンスで雨漏りを防ぎましょう。
ベランダの防水工事は「5〜15万円」ほどで行えるので、作業が困難になる前にしっかりと対処して、コストを抑えながら雨漏り対策をすることをおすすめします。
外壁からの雨漏り
外壁からの雨漏りは、多くの場合「ひび割れ」と「シーリングの劣化」によるものです。定期的な外壁塗装をしておくと、メンテナンス時に補修されるので雨漏りを回避できるでしょう。
簡易的な補修で対応できる場合は「5〜50万円」ほどの工事費用が発生しますが、劣化が進んでしまうと「80〜200万円」程度の工事費用になってしまうので、定期メンテナンスはコストダウンのためにも重要です。
サッシからの雨漏り
サッシ自体が劣化して雨漏りするというよりも、サッシ周辺の外壁が劣化することで雨漏りするというケースが多いです。隙間が空いたり、建物が歪んだ影響でサッシも歪んだりという状況は、雨漏りが発生する可能性が増えてしまいます。
サッシ周辺の工事は5〜25万円ほどで完了するのですが、雨漏りになってしまう前に対処することで屋内の被害を防ぐことができるため、定期メンテナンスでこれらの劣化をしっかりと対処しておくようにしましょう。
事前にできる対策
雨漏りが発生する前にできる対策をしっかりと理解しておきましょう。劣化したまま放置すると、必ず後悔することになります。
屋根診断を受ける
雨漏りのほとんどは「屋根」が発生源です。そのため、定期的に屋根診断を受けることで雨漏りリスクは大幅に抑えられるでしょう。中には無料診断をしている業者もあるので、定期的に診断を受けておくと心配が減ります。
外壁のクラックを補修
外壁のクラックは抑えることができません。そのため、被害が小さいうちに対処して、被害拡大を予防することが重要です。クラックの許容範囲が「0.3mm幅、深さ4mm」という小さなものなので、油断しているといきなり雨漏りになる可能性もあるので注意しましょう。
シーリングの劣化対策
シーリングが劣化すると、必ず内部に浸水してしまいます。ひび割れや変色を確認したら、できる限り早く業者に連絡して打ち替えてもらいましょう。増し打ちでは確実な対処にはなりません。劣化しているシーリングを撤去して、しっかりと新しいシーリング材でカバーしてもらいましょう。
ベランダの防水工事
ベランダ防水のメンテナンス周期は「5年」です。この期日を守って、今被害が出ていなかったとしてもメンテナンスするようにしてください。ベランダからの雨漏りは、かならう階下で発生します。真下にある部屋の壁面に滝ができたら困ると思うのであれば、しっかり防水工事をしましょう。
川洋建装が提案する雨漏り予防策とメンテナンスサービス
雨漏りは、予期せぬ内装リフォームを引き起こし、高額な修繕費を必要とする可能性があります。
プロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店/川洋建装では定期的な屋根診断や外壁のクラック補修、シーリングの打ち替え、ベランダの防水工事など、事前に可能な全てのメンテナンスを提供しています。これらの予防策は、長期的に見れば経済的であり、お住まいの快適性と安全性を守るために欠かせません。
雨漏りに関するお悩みや、定期メンテナンスのご相談があれば、ぜひ川洋建装にお問い合わせください。お電話、メール、またはオンラインの問い合わせフォームから気軽にご連絡いただけます。さらに詳細な情報を知りたい方や、具体的なサービス内容を確認されたい方は、私たちのショールームにお越しください。専門スタッフが一人ひとりのニーズに合わせて最適な解決策をご提案いたします。
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