部分リフォームの費用相場と注意点！失敗しないためのポイント

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みなさんこんにちは！

お役立ちコラム担当のコバヤシです！

住まいの老朽化やライフスタイルの変化でリフォームを検討する方もいるでしょう。リフォームには、全面リフォームと部分リフォームがあります。

全面リフォームは、コストが膨れるため躊躇（ちゅうちょ）する方もいるのではないでしょうか。コストを抑えたいなら、部分リフォームも選択肢に入れてみてください。

「キッチン」「浴室」だけ、単体でリフォームをする方法です。全面リフォームよりもコストを抑えられます。それでもお金がかかるのは間違いありません。適切な判断をするためにも、部分リフォームの費用相場や予算内で行える範囲などの把握は重要です。

そこで今回のお役立ちコラムでは、部分リフォームに焦点を当て、費用相場や注意点をくわしくお話しします。

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部分リフォームを考える際のよくある悩み

予算が限られている場合、優先順位も考えなければなりません。構造躯体以外に住まいのすべてを一新できるリフォームより、部分リフォームの対象箇所は慎重な選定が求められます。まずは全面リフォームと部分リフォームの違いについてくわしくお話しします。

全面リフォームと部分リフォームの違い！メリット・デメリット

全面リフォームは住まい全体が施工対象ですから、各部屋がすべて含まれています。部分リフォームは、キッチン・浴室・トイレだけなど、特定の場所だけが 施工対象です。

全面リフォームだと、500万円以上かかります。一方部分リフォームなら、小規模なら数万円です。

全面リフォームの工期は、数週間から数か月はかかることもあります。部分リフォームなら、数日から数週間で完了する違いがあるのです。

全面リフォームのメリット

全面リフォームは、住まい全体の性能向上が期待できます。構造躯体の柱や梁などは残して、リニューアルできるからです。断熱性や耐震性や防音性なども、施工する時代の最新設備を採用できます。

間取り変更も可能ですが、構造的にできない点は要注意です。耐震性を確保するための筋交いがある住まいだと、取り除けば構造的に問題が出るかもしれません。

構造的な問題がないなら自由度は高いです。ライフスタイルや家族構成の変化に合わせて、間取りを自由に設計できるのです。デザインも統一性が生まれます。内装や外装や設備も、施工するタイミングに合わせて一新するからです。

また、古い設備や配管は築年数とともに劣化します。古い設備だと、いずれは不具合が出てくるものです。メンテナンスをしていても限界は来るでしょう。全面リフォームをすれば、その時点で新しい設備に変更できます。

全面リフォームのデメリット

メリットばかりではありません。デメリットを知っておくことで、納得できる判断ができます。

全面リフォームのデメリットで多くの方が考えるのは、費用の高騰でしょう。柱や梁のような構造躯体だけを残して、あとはすべてを変更するのです。工事範囲は広いため、費用的には建て替えに近い金額になります。

工事範囲が広くなると、工期も長くなるのです。リフォーム工事の間、住むことはできません。別に住まいを確保しなければならないのです。賃貸物件を借りる場合、家賃も発生します。引っ越し代もかかるでしょう。家財を保管する場所も、お金を出して確保しなければなりません。

部分リフォームのメリット

部分リフォームは費用を抑えられます。ピンポイントで必要な部分だけ一新できるからです。もちろん、リフォームする場所が、リビングや浴室やトイレなど多数あれば、全面リフォームと同じぐらいの金額になります。

ただ、基本的にリフォームする場所をピンポイントで選び、数も少なければコストは抑えられるのです。工事範囲も限られていますから、工期も短くて済みます。工事内容次第では、そのまま住まいで生活を続けられるのもメリットです。

部分リフォームのデメリットは、将来的に追加工事が求められる点でしょう。全面リフォームのように住まいのほとんどを一新するものではありません。風呂場は一新できてもトイレは古いままですから、いずれは施工対象になるのです。

デザインにこだわる場合、部分的にリフォームすると住まいの統一感が失われる場合もあります。また、大幅な間取りの変更は部分リフォームだとむずかしいでしょう。

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住宅リフォーム改修プラン！構造改善からデザイン刷新まで納得できるプランニングのポイント

全面リフォームと部分リフォームを選ぶ際のポイント

部分リフォームを選ぶ場合、やはり予算を抑えながら気になる部分だけ一新したいときに選んだほうがいいでしょう。築年数が全体的に古い場合、将来的にすぐ他の部屋で不具合が発生するかもしれません。その場合は全面リフォームのほうが適しています。ただ、築年数も古すぎることもない、気になる部屋が一室だけあるというケースでは、部分リフォームです。

部分リフォームで注意したいポイント

部分リフォームを選択する場合、失敗の可能性も踏まえて判断しましょう。よくあるのが予算オーバーの問題です。

全面リフォームと比較すると、部分リフォームはコストを抑えられます。ただ、設備を最新式で機能性が高いものや、部分リフォームの施工範囲が広くなると一気に費用は高くなるのです。

不具合が出て一新したい部屋以外に気になる部屋があると、コストも考えて断念する場合もあります。部分リフォームをしてから、翌年に気になる部屋で不具合が発生した際、後悔するのです。「コストがかかっても一緒にリフォームすればよかった」こともありえます。

費用についても注意しなければなりません。各リフォーム業者によって、施工費用やプランの内容は異なります。「とにかく安価」という点を重視すると失敗する可能性があるのです。

安いだけで仕上がりが不十分、設備も一昔前のものなら後悔します。また、悪質業者だった場合、見積もりは安くても、工事をはじめてから追加工事の契約を増やすケースもあるのです。部分リフォームを検討する方はこの点にも注意が必要です。

部分リフォームの費用相場

部分リフォームは「どこをどれぐらいまで一新する？」で費用は大きく異なります。

部分リフォームの費用相場では、約10万円以下〜500万円ぐらいで考えておけばいいでしょう。500万円という数字を見ると「高額」と感じるかもしれません。ただ、全面リフォームでは2,500万円レベルの施工費になることもあります。

たとえばタンク式トイレを改装するなら約20万円〜100万円が相場です。バスタブ交換なら約14万円〜20万円を目安にするといいでしょう。

システムキッチンはI型なら40万円〜80万円程度ですが、壁付から対面型システムキッチンの交換をするとなると約75万円〜200万円です。

住まい全体をオール電化にすると100万円〜200万円、リビングの改修は200万円〜400万円になります。

天然素材を用いて室内全体をエコリフォームしようとすると、約300万円〜1,000万円レベルです。耐震補強をする場合、基礎からの工事となって約100万円〜200万円となります。

参照：国土交通省 リフォームの内容と価格について

部分リフォームではリフォーム業者選びも重要！「スーパーサラリーマン清水事件」闇バイトや点検商法

リフォームをする場合、リフォーム業者選びは慎重にしなければなりません。2025年には「スーパーサラリーマン清水」が逮捕されました。SNSで札束や高級腕時計を見せつけるなど、派手な生活ぶりを自慢していました。

建設業法では、500万円以上の工事を請け負うには、国や都道府県からの許可が義務付けられています。清水容疑者は無許可・無認可で屋根工事や外壁塗装工事を行っており逮捕されました。

塗装工事だけに限らず、リフォーム工事には悪質業者が暗躍しています。不要な工事契約を迫って、強引にリフォームを行って荒稼ぎしました。闇バイトによる点検商法もあります。悪質業者の罠にかからないために、施主も慎重さが求められます。

参照：警視庁 点検商法

参照：Yahooニュース 悪質リフォーム容疑で逮捕「スーパーサラリーマン清水」が派手な生活をSNSでアピール 元刑事がその背景を証言

最低限3社以上から見積もりを取る

悪質業者を見極めるために、最低限の対策として3社以上から見積もりを取りましょう。相見積もりという方法で、見積もりを比較して適正価格を把握する方法です。

部分リフォームをする場所や条件も同じにすれば、通常はどの業者も同じような見積もりになります。極端に安い、または高額だと根拠が必要です。

極端に安い費用だと喜んでしまいそうですが罠だと考えてください。契約をして、リフォーム工事がはじまってから、不要な工事を増やす可能性があります。

追加工事の有無を確認

追加工事は予期せぬ事態で起こります。契約書を見て「追加料金なし」かどうか確認してください。追加工事が発生するケースでは、リフォームの際、構造部分の腐食や劣化、配管の破損が見つかることもあります。

工事中に施主の意向で仕様やデザイン変更をする、設備や建材の変更も追加工事が必要です。誠実な施工業者ならその点を踏まえて説明をしてくれます。契約書にも工事範囲や仕様変更に関する条項を記載してくれるのです。リフォーム業者選びは慎重な判断が求められます。

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