稲沢市の塗装事情【雨戸の塗装っていくら？】

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みなさんこんにちは！

ブログ担当のコバヤシです！

建物のメンテナンスには余念がない！という場合でも、意外と忘れているのが「雨戸」のメンテナンスです。事実、金属製でほとんどの場合劣化している感覚を覚えないため、わざわざ塗り直しの必要性を感じないのですが、ちょっと考えてみてください。

• 外壁がキレイ
• 屋根もキレイ
• 玄関周りもキレイ

それなのに、夕方から明け方まで部分的に古臭さが残ってしまう。雨戸のメンテナンスをしなかった場合、一部分は常に劣化した状況、汚れたままだということになるわけです。

あえて手を加えなくても問題ない部分ではありますが、メンテナンスを施すことで美観アップにつながります。また、丈夫だと感じていても、実は雨戸も錆びてくるということを覚えておいてください。

今回のお役立ちコラムでは「雨戸の塗装っていくら？」という部分を解決していきたいと思います。

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そもそも雨戸に塗装は必要？

雨戸の塗装、これを単純にお答えすると「必要」です。定期的にメンテナンスしておくことをおすすめします。

問題は、なぜ必要かという部分ですので、こちらを少し考えてみましょう。

最近の雨戸は「金属製」

最近建てられている建物の場合、基本的に金属製の雨戸を使用することが多いです。これは戸袋も同じで、当然メンテナンスが必要な部分だということを覚えておきましょう。

• スチール製
• ステンレス製
• アルミ製

この3種類が多く、適切なメンテナンスを施すことで長期間使用し続けられるようになります。特に、スチール製は塗装による保護が重要で、劣化し始めると一気に錆び始めるので注意しましょう。

ステンレス製はメンテナンス頻度を抑えることができますが、そもそもの導入コストが高くなってしまうため、予算に余裕がある状況でなければあえて選ぶことはないでしょう。

オーダーメイド住宅の場合、アルミ製の雨戸を採用することが多いです。こちらはメンテナンス頻度を抑えつつ、導入コストも抑える優れものです。

木製雨戸は塗装必須

古い建物を購入した場合、雨戸も戸袋も木製ということがよくあります。塗膜が劣化してパラパラと剥がれているものをよく目にしますが、この状態では雨戸はどんどん劣化してしまうでしょう。

軽く作られている都合上、塗膜による保護がないと木材そのものがダメになってしまいます。2〜3mm厚しかない木材は、塗膜がなければすぐに全体に水分が入り込んでしまうため、その状態が長期間続けば腐ってしまうでしょう。

ご自身で塗装する際は、一度レールから外して個別に塗装するのが良いでしょう。周囲を養生する手間が省けます。

プロは設置状態で塗る

塗装の専門業者の場合、養生をして設置した状態のまま塗装をします。これは、周囲とのバランスを確認する際に設置状態の方が判断しやすいからです。

もちろん、周囲の養生は確実に行わなければなりません。ここを怠ってしまった場合、塗料が垂れてしまうため掃除の手間が発生します。

雨戸の塗装費用っていくら？

雨戸の塗装は、対処時の設備によって大きな金額の差が発生します。そのため「どこの雨戸を塗装するのか」を目安にすると良いでしょう。

通常は「2,000〜4,000円」程度

雨戸1枚を塗装する場合、およそ「2,000〜4,000円」ほどの価格で作業してもらえるケースが多いです。ここでの価格差は、使用する塗料の差によって発生するということを覚えておきましょう。

2,000円ほどで作業してもらえる場合、使用する塗料は「水性アクリル塗料」が一般的です。非常に安価でお得なのですが、塗料の特性上「凹凸による色むらが出やすい」ということを覚えておいてください。

特に、雨戸を設置したまま塗る際には「手塗り」することがほとんどなので、塗膜の厚みの違いがもろに出ます。養生を完全にして吹付け塗装するような場合は、同じ塗料を使用した場合でも費用の桁が大幅に変わってきます。

手塗りで色むらを出したくないという場合は、塗膜を安定して形成できる「ウレタン塗料」を使用するのがおすすめです。手塗りでも乾燥までの間に刷毛目がなだらかに治るので、塗膜の厚みが均等になりやすくできます。

職人の技術差も出づらくなるので、少し価格は上がってしまいますが、塗膜の寿命も長引かせることができるのでウレタン塗料を使用するのは賢い選択と言えるでしょう。

高所作業は「足場費用」も追加

雨戸がある高所の窓の場合、どうしても足場の仮説が必要になってきます。この場合、足場費用だけで「10万円以上」の費用負担が発生するということを覚えておいてください。

取り外しできる雨戸の場合、費用負担を減らしたいという要望があれば、雨戸自体が破損する可能性を了承していただいた上で取り外すことはあります。ただし、この作業は保証外となるケースが多いので、ご自身で脱着してもらうのが一般的です。

シャッター式の雨戸の場合、取り外すことができないため、足場を設置して対応していきます。

劣化症状によっては交換も必要

塗装で対応できる状態であれば良いのですが、雨戸に穴が空いているような状態であれば「交換」も視野に入れなければなりません。特に、木製の雨戸はリノベーションも兼ねて交換をおすすめすることが多いです。

木製の雨戸の場合、戸袋の中の外壁部分は「亜鉛板」で保護されているだけというケースが多く、本体の外壁とは別の状態です。雨戸を交換する際、ここのメンテナンスもできるというのは大きなメリットとなるでしょう。

さらに、断熱性もアップさせることが期待できます。経年劣化により立て付けにずれが生まれていた部分も、完全な状態で閉じることができるようになるため、隙間風の入り込む余地もなくなるのです。

金属製雨戸の場合、劣化症状を放置してしまうと被害が拡大することが予想されます。初めのうちはちょっとした穴かもしれませんが、光が入り込んでしまうのが目立ってしまうため、早めに対処したいと考えるものです。

徐々に被害が広がると、ちょっとした穴がだんだん大きくなっていきます。こうなってしまうと、目張りしたりパテ埋めしたりという対策を考えるようになるでしょう。しかし、劣化は食い止まることはないので、新しい雨戸に交換することをおすすめします。

雨戸の交換時には以下のような費用を見積もっておいてください。

• 単板（雨戸のみ）：2〜5万円/枚
• ルーバー（雨戸のみ）：3〜6万円/枚
• サッシ+雨戸：8〜40万円
• 電動タイプ：30万円前後

かなり高額な工事となってしまうことを理解しておくと、雨戸のメンテナンスの重要性を感じることができるでしょう。

雨戸のメンテナンスタイミング

雨戸のメンテナンスは、基本的に外壁のメンテナンスタイミングの見極めと同じと思っておいてください。

• チョーキング現象
• 塗装割れ
• カビや苔の発生
• 塗装剥がれ

これらの発生を確認したら、メンテナンスしておくことをおすすめします。

特に、古い塗料はパリパリな状態で浮き始め、ちょっとした衝撃でも剥がれ落ちてしまうでしょう。お子様がいる場合、それらを向いて遊んでいるというシーンもよく目にします。

古い木製雨戸は確実に塗装しよう

金属製の雨戸よりも、早々に対処が必要になるのが「木製の雨戸」です。現在、新築で木製雨戸を設置するということは基本的に考えられません。街並み保存のために木製雨戸を使い続けなければならないケースは別ですが、新築の建売住宅などは基本的に金属製です。

そうなると、木製雨戸を使用している建物は、中古の古い建物になるというわけです。この場合、2階部分の雨戸の対処をするために足場を設置しなければならないというケースが多く、比較的大きな金額が発生するということを覚えておきましょう。

外壁塗装や屋根塗装と同時に、雨戸の塗装まで依頼するのがおすすめです。軒天・破風・雨樋という付帯塗装と同様に、雨戸もその付帯に含めてもらうことで、個別で発生する費用ではなくなり、サービスの一部に含めてもらえる可能性も出てくるでしょう。

メンテナンスには「剥離作業」の仕上がりだ重要

ちょっとしたポイントですが、雨戸のメンテナンスはしっかりと以前の塗料を剥離するのが重要です。この作業を怠ってしまうと、適切な仕上がりになることはありません。もし、ご自身で対応しようとお考えであれば、全ての塗装をケレンするという点を忘れないようにしましょう。

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川洋建装が雨戸の塗装もお引き受けします

雨戸のメンテナンスは圧倒的な「手間作業」です。ただの板ではなく折板というケースが多いため、ケレン作業は非常に面倒。高圧洗浄だけでは対処しきれません。

確実な雨戸のメンテナンスをご希望であれば、外壁塗装と同時に雨戸のメンテナンスもご要望ください。

プロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店/川洋建装がしっかりと雨戸までメンテナンスさせていただきます。

雨戸は「ついていれば良い」のではなく「使い続けられる」状態にしておくことが必要な部分です。メンテナンスをしなくても雨を防ぐだけであれば対処できるように感じるかもしれませんが、今後も使い続けるためには適切なメンテナンスを必要とするのです。

時には新しい雨戸に交換しなければならないこともあるため、まずは現状の雨戸の状態を把握するためにも、全体の外壁劣化診断・雨漏り診断をしておきましょう。

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