【用語解説】弾性リシン仕上げとは何か|特殊塗装に必要な材料もご紹介
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みなさんこんにちは!
ブログ担当のコバヤシです!
外壁塗装をする際、どんな塗装にしようか考える時間も楽しいものです。これまでの建物と同じイメージを引き継ぐのか、全く別のイメージに変更していくのか。実際に施工するまでのシミュレーションは、納得するまで突き詰めるべきでしょう。
そんな外壁塗装ですが、種類や方法を知る中で「弾性リシン仕上げ」なるものがあると、資料や業者からの伝聞で知ることがあります。
今回の記事では、この「弾性リシン仕上げ」とはどんなものなのか、どうやって施工されて、どんな材料を使用するのかをザックリとご紹介したいと思います。また、その中で出てくる「低汚染塗料」についても触れていきます。
弾性リシン仕上げとは
外壁塗装で用いられている「弾性リシン仕上げ」とは、まず「リシン仕上げ」について知らなければなりません。
例えば、モルタル壁や三十板(さんとうばん)外壁を仕上げる際、骨材に砂や泥を入れて吹きつけたような仕上げになっている外壁を見たことはないでしょうか。ザラザラとした見た目で、実際に石や砂などを塗料に混ぜ、リシンガンで吹き付けて仕上げる外壁塗装の方法が「リシン仕上げ」になります。
ここで出てきた「三十板」とは、一般的に出回っている外壁材の「サイディング」のことです。サイディングの寸法は「910mm×3030mm」が基本寸法で、これを尺寸に読み替えると「3尺×10尺」になるのです。三十板と書く場合や、3×10板と書く場合もある業界用語です。
リシン仕上げは、施工コストを抑えられるため、新築住宅の仕上げにはよく使用されている方法です。このザラザラした外壁の仕上げ方には他に「スタッコ」「吹付タイル」というものもあるため、それぞれの特徴を簡単にご紹介しておきます。
スタッコは、骨材に砂や大理石など、比較的細かめの骨材を使用しています。そして、リシンよりも分厚く塗り上げて仕上げるため、立体感のある仕上がりを作り出せる方法です。塗り上げには「コテ・ローラー・吹付」などの方法を用いるのが一般的です。
吹付タイルは、骨材に珪砂や寒水石を混ぜ合わせた塗料を「タイルガン」と呼ばれる大口径の吹付ガンで吹付塗装をする方法です。吹き付けたまま乾燥させることもあれば、表面をローラーで押さえて鳴らす場合もあります。
そして、本題の「弾性リシン仕上げ」は、アクリルゴム系の弾性樹脂を主材にしているため、他の主材に比べ弾力性を維持できるのです。しかし、弾性とはいうものの、ひび割れに対して有効というものではなく、目地埋めしたシーリングの動きに対応できる程度の弾性であるため、外壁のひび割れを対策できるものではありません。
主に使用されるのは、窯業系サイディングへの外壁塗装になります。
問題別・アステックペイントの弾性リシン用下塗り材
弾性リシン仕上げをする際、重要になるのは「確実に密着させる」ことです。そのため、既存外壁の状況に合わせて下塗り材を使い分ける必要があります。それぞれを簡単にご紹介しましょう。
チョーキングが発生している場合
外壁がチョーキングを起こしているということは、すでに劣化が相当進んでしまっていることを表しています。しかし、まだ深い部分にまで劣化が進んでいるわけではないので、既存外壁にしっかりと染み込んで「劣化を止める・遅らせる」効果を持った下塗り材の使用が必要です。
そこで登場するのが、アステックペイントの「エピテックフィラーAEⅡ」や「ホワイトフィラーAⅡ」という下塗り材になります。
どちらも「水性形一液外壁用可とう形エポキシ系下地調整材」であり、エピテックフィラーは「エポキシ系」ホワイトフィラーは「アクリル系」という違いがあります。
仕上材が激しく劣化している場合
既存外壁の仕上げ材の劣化が激しい場合、チョーキングを起こしている時よりも強力な下塗りが必要です。しっかりと既存塗料に入り込み、劣化した隙間に溶剤が染み込んで片目混むだけの威力が必要です。
そんな時は「エポパワーシーラー」を染み込ませた上に「エピテックフィラーAEⅡ」などで下地作りをします。
エポパワーシーラーは「高浸透固着性」という特性を持っており、劣化して塗装剤に縮みが出ている内部にまで入り込んで固まってくれます。そのため、以降の劣化速度を抑制してくれるのです。
既存塗膜が光触媒・フッ素・無機の場合
前の塗装が「光触媒」や「フッ素塗料」や「無機塗料」で施工されている場合、圧倒的に低汚染性に優れているため、一般的な上塗り材が適切に密着することができません。そのため、強力な下塗り材で塗料を安定できる状態を作り出す必要があるのです。
このような「難付着系塗料」に対しては、アステックペイントの「プレミアムSSシーラープライマー」が役に立ちます。プレミアムSSシーラープライマーは、難付着系塗料の表面にも入り込んで付着できる特殊な下塗り材です。
一般的なシーラーは、既存塗膜の有機質部分を壊して入り込み、自身が硬化することで次の塗膜が安定して付着できる土台を作り出します。しかし、難付着系塗料は有機質が少なく、ほとんどを無機質で構成された樹脂成分であるため、シーラーが掴める隙間が存在しないのです。
プレミアムSSシーラープライマーは、有機成分にアクリル、無機成分にシランという成分を持っており、無機塗料の表面にもしっかりと入り込むことができ、そのまま硬化できるシーラーなのです。
ただし、既存塗膜が光触媒の場合は、プレミアムSSシーラープライマーでも「白壁」以外には効果を発揮できません。白の光触媒であれば施工可能ですが、他の色の場合「塗装剥離」の可能性が出てくるため注意が必要です。
低汚染塗料「光触媒」について
低汚染塗料の中でも、フッ素塗料や無機塗料とは違う「光触媒」というものが存在します。原料に「酸化チタン」を使用しているため、耐久性の高い塗料だといえます。
この「光触媒塗料のメリットとデメリットについて簡単にご紹介します。
光触媒のメリット
光触媒は「セルフクリーニング作用」に優れているため、メンテナンスコストを下げられます。また、酸化チタンの高耐久性がメンテナンススパンを長く設定できることにもつながっているのです。
そして、最大のメリットは「周囲環境を浄化できる」ということでしょう。光触媒に使われる酸化チタンには「有害物質を二酸化炭素を水に変化させる」という特性があるため、日光が当たることで周囲の空気を綺麗にすることができます。
光触媒のデメリット
光触媒塗料は、粘度が低くシャバシャバな状態であるため「作業性が悪い」というデメリットがあります。施工者の技術力によって、効果に差が生まれてしまうのです。また、以下のような特徴もあります。
・無機汚れには対応できない
・強固な汚れは自浄できない
・色が限定される
・ひび割れに弱い
環境性の良さは魅力ですが、理想を追い求めた時に制限ができてしまうので、選べる方が限定的なのが光触媒のデメリットになります。
光触媒塗装とアステックペイントの超低汚染塗装の違い
アステックペイントは、光触媒よりも超低汚染塗料のセルフクリーニング性を採用しています。それは、選べる色の種類が豊富になるからです。
セルフクリーニング作用も、光触媒塗料と超低汚染塗料では原理が異なります。光触媒塗料の場合、日光を浴びることで酸化チタンが活性化し、そこで自浄作用が働きます。つまり、日光が当たらないほどの汚れでは作用しないということです。
一方、超低汚染塗料の場合「親水性」によってセルフクリーニングが作用します。これは、雨が降った際や水をかけた際、塗膜と汚れの間に水が止まってくれる効果で、塗膜と汚れが完全に剥がれることで洗い流せるという作用になります。
つまり、超低汚染塗料であれば、水で簡単に汚れを洗い流せるということです。そして、日常的な汚れであれば、雨が降るたびに綺麗になり、水をかけることでも十分に洗い流せてしまうということなのです。
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弾性リシン仕上げとは、凹凸ができ汚れが付着しやすい外壁の仕上げ方ですが、窯業系サイディングの外壁塗装の際には比較的多く選ばれる方法になります。そして、弾性を持っているため、シーリング剤の動きにも対応できるのが弾性リシン仕上げの特徴です。
この、汚れが付着しやすいリシン仕上げに、超低汚染塗料を掛け合わせることで、両者の相乗効果を生み出すことができるでしょう。
・低コストでの施工
・超低汚染のセルフクリーニング
塗料と仕上げ方法を選ぶことで、外壁塗装の可能性が大きくかっ割ることを覚えておきましょう。
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