【雨漏り診断士監修】サッシまわりの雨漏りはなぜ起きる?よくある原因と見抜き方を徹底解説
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雨漏りでお悩みの皆さまへ
こんにちは。川洋建装 『雨漏り診断士』の浅井です。
サッシ周りからの雨漏りは「ここが原因だろう」と思って補修しても直らないケースが非常に多いトラブルです。実際の現場では、サッシそのものではなく、見えない部分に本当の原因が潜んでいることも少なくありません。
今回のお役立ちコラムでは、私浅井が川洋建装の雨漏り診断士として、サッシ周辺の雨漏り発生についてお話していきたいと思います。
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サッシまわりの雨漏りが起きやすい本当の理由

サッシは「窓」という完成された製品のため、壊れにくいと思われがちです。しかし雨漏り診断の現場では、サッシ周辺は非常にリスクの高い部位として扱われます。その理由は、複数の部材が複雑に取り合っている構造にあります。
サッシは“単体”ではなく外壁・防水層とセットで考える
サッシ雨漏りの多くは、窓枠そのものの不具合ではありません。外壁材、透湿防水シート、下地、シーリングなどが重なり合う「取り合い部分」で雨水処理が破綻することで発生します。
とくに築年数が経過した住宅では、防水シートの劣化や施工時の納まり不良が後から問題化するケースが目立ちます。
縦枠・下枠・水切り…弱点は一箇所ではない
サッシ周辺には、雨水が侵入しやすいポイントが複数存在します。上枠からの浸入、下枠に溜まった水の逆流、外壁との隙間など、症状が出ている場所と浸入口が一致しないことも多く、これが原因特定を難しくしています。表面だけを見て判断するのは非常に危険です。
自己判断で間違えやすいサッシ雨漏りの典型パターン

「とりあえずコーキングを打てば止まる」「サッシ交換が必要だと言われた」──こうした判断が、かえって雨漏りを長引かせてしまうことがあります。
ここでは雨漏り診断士の立場から、特に誤解されやすいポイントを整理します。
コーキング補修で一時的に止まってしまう落とし穴
シーリング補修で一時的に雨漏りが止まることは珍しくありません。
しかしこれは、雨水の通り道を一時的に塞いでいるだけで、内部では別の経路に水が回っている可能性があります。その結果、数年後に別の場所で再発するケースも多く見られます。
サッシ交換が“最適解”とは限らない
サッシから水が出ているからといって、必ずしもサッシ交換が必要とは限りません。
実際には、防水シートや外壁内部の納まりが原因であることも多く、原因を特定しないまま高額な工事を行うと、費用だけがかかって再発するリスクも残ります。
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FAQ|サッシまわりの雨漏りでよくある質問

サッシ雨漏りについては「どこまで自分で判断できるのか」「今すぐ工事すべきか」といった不安の声が多く寄せられます。ここでは、雨漏り診断の現場で実際によくある質問をもとに、判断の軸を整理します。
Q1. 窓枠の下が濡れている場合、原因はサッシですか?
必ずしもそうとは限りません。外壁内部を伝ってきた雨水が、出口としてサッシ下部に現れている可能性があります。見えている場所=原因とは限らないのが雨漏りの難しさです。
Q2. 雨の日だけでなく結露の可能性はありますか?
あります。ただし結露と雨漏りは発生条件が異なります。天候・風向き・発生タイミングを整理することで切り分けが可能です。この初期整理が診断の精度を大きく左右します。
Q3. 応急処置をして様子を見るのは問題ありませんか?
状況によっては必要ですが、原因を特定しないまま長期間放置すると、内部腐食や断熱材の劣化が進行する恐れがあります。早めの診断が結果的に被害と費用を抑えます。
Q4. 診断だけ依頼しても大丈夫ですか?
もちろん可能です。むしろ雨漏り診断士による事前診断を行うことで、不要な工事や再発リスクを避けることができます。
川洋建装が伝えたい|サッシ雨漏りで「原因がわからない」状態から抜け出すために

サッシまわりの雨漏りは、見えている窓枠やシーリングだけを直しても解決しないケースが多く「なぜ止まらないのか分からない」という不安を招きやすいトラブルです。その理由は、雨水の侵入口と室内に症状が出る場所が一致しない構造的特性にあります。
外壁内部や防水シート、下地材を伝って移動した雨水が、出口としてサッシ下部に現れることも珍しくありません。
川洋建装では、雨漏り診断士が建物全体を俯瞰し、天候条件や発生タイミング、室内側の症状を整理したうえで仮説と検証を繰り返し、本当の原因を特定します。必要のないサッシ交換や過剰な補修工事を前提にせず、まずは「どこから水が入っているのか」を正しく知ることを重視しています。
サッシ雨漏りで原因が分からず悩んでいる方、業者ごとの説明に納得できない方は、自己判断で進める前に一度専門診断を受けることが再発防止への近道です。
川洋建装では、問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールやお電話でのご相談、ショールームへの来店相談にも対応しています。「直す前に原因を知りたい」と感じたタイミングで、ぜひ川洋建装にご相談ください。











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