【雨漏り診断士監修】雨漏りの原因がわからない…再発を繰り返す本当の理由と正しい診断方法
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雨漏りでお悩みの皆さまへ
こんにちは。川洋建装 『雨漏り診断士』の浅井です。
「天井にシミが出た」「壁紙が浮いてきた」「雨が降るとポタポタ音がする」など、明らかに雨漏りの症状が出ているにもかかわらず、原因がどこなのか分からず不安を抱えていませんか。
実際、雨漏りの相談で最も多いのが
「自分でも見てみたが原因が分からない」
「業者に見てもらったが説明が曖昧だった」
という声です。結論から言うと、雨漏りの原因がすぐに分からないのは決して珍しいことではありません。むしろ、そこに雨漏り特有の落とし穴があります。
今回のお役立ちコラムでは、私浅井が川洋建装の雨漏り診断士として雨漏りの再発を繰り返す理由についてお話していきたいと思います。
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雨漏りの原因が「わからない」のは異常ではない

雨漏りが起きているのに原因が分からないと、「自分の家だけおかしいのでは」「放置したらもっと悪化するのでは」と強い不安を感じるものです。
しかし、雨漏り診断の現場では「原因がすぐ特定できない」ケースは決して珍しくありません。むしろ、雨漏り特有の構造的な性質を理解していないと、誤った判断や対処につながりやすいのが実情です。
まずは、なぜ雨漏りの原因が分かりにくいのか、その理由から整理していきましょう。
雨漏りは「濡れている場所=原因」ではない
雨漏りは、水が侵入した場所と、実際に室内で症状として現れる場所が一致しないケースが非常に多いトラブルです。例えば屋根から入った雨水が、構造材や断熱材の中を伝い、数メートル離れた天井や壁にシミとして現れることも珍しくありません。
そのため、濡れている天井の真上だけを見ても、真の原因にはたどり着けないのです。「ここが濡れているからここが原因だろう」という判断は、雨漏りでは通用しません。これが、一般の方が原因を特定できずに悩んでしまう最大の理由です。
再発する雨漏りに共通する“間違った対処”
雨漏りが何度も再発する住宅には共通点があります。それは、原因を特定しないまま対処してしまっていることです。よくあるのが、ひび割れにコーキングを打つ、怪しそうな部分だけを塗装する、といった「とりあえずの補修」です。
一時的に症状が止まったように見えても、雨水の侵入経路が別に残っていれば、必ず再発します。雨漏りは「止まったように見える」状態が最も危険で、気づかないうちに内部の木材腐食やカビの進行を招くこともあります。
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雨漏り診断士が行う「正しい雨漏り診断の流れ」

雨漏りを根本的に解決するために最も重要なのが、「工事」ではなく「診断」です。原因を特定しないまま修理をしても、一時的に止まったように見えるだけで再発するリスクは高くなります。
雨漏り診断士は、経験や勘だけに頼らず、段階的な診断プロセスを踏むことで再発を防ぎます。ここでは、実際に行われる雨漏り診断の流れを分かりやすく解説します。
一次診断|状況整理と建物構造の把握
雨漏り診断の第一歩は、いきなり屋根や外壁を見ることではありません。築年数、建物の構造、雨漏りが起きるタイミング、過去の修繕履歴などを整理し、建物全体を把握します。
これは医療でいう問診にあたる工程で、ここを省いてしまうと正確な診断はできません。
二次診断|雨水浸入経路の仮説立て
次に行うのが、雨水がどこから侵入している可能性があるのかを複数想定する工程です。屋根、外壁、サッシ周り、ベランダ、防水層などを総合的に見て、原因を一つに決め打ちしないことが重要です。
雨漏り診断では「怪しい箇所を広く捉える視点」が欠かせません。
三次診断|検証(散水・部分開放など)
最後に、立てた仮説を実際に検証します。散水検査などを行い、同じ症状が再現するかを確認することで、初めて原因を特定できます。検証を行わずに工事に進むと、再発リスクが一気に高まります。
雨漏り診断とは、工事そのものではなく「原因を突き止めるためのプロセス」なのです。
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FAQ|雨漏りの原因がわからないときによくある質問

雨漏りの原因が分からない状態では、「誰に相談すればいいのか」「今すぐ直すべきなのか」といった疑問が次々に浮かびます。
ここでは、雨漏り診断の現場で実際によく寄せられる質問をもとに、判断のヒントとなる考え方を整理しました。同じような悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてください。
Q1. 業者ごとに原因の説明が違うのはなぜですか?
診断のプロセスが省略されている可能性があります。仮説と検証を行っていない場合、経験則だけの判断になりやすく、説明がばらつきます。
Q2. 応急処置だけで様子を見るのは危険ですか?
一時的な応急処置が必要な場合もありますが、原因を特定しないまま放置すると内部劣化が進行するリスクがあります。
Q3. 診断だけを依頼することはできますか?
可能です。むしろ工事前に正しい診断を行うことで、無駄な修繕や再発を防ぐことができます。
Q4. 雨漏りの原因が複数あることもありますか?
珍しくありません。一箇所直しても止まらない雨漏りは、複数要因が絡んでいるケースが多いです。
川洋建装が提案する|「原因がわからない雨漏り」から抜け出すための正しい第一歩

雨漏りは「濡れている場所=原因」という単純なトラブルではなく、侵入口と症状が出る場所がズレることで判断を難しくします。そのため、自己判断や場当たり的な補修を繰り返すほど、原因が見えにくくなり、再発や内部劣化を招くケースが少なくありません。
川洋建装では、雨漏り診断士が建物全体を俯瞰し、築年数や構造、発生条件を整理したうえで仮説と検証を重ね、再発しないための原因特定を重視しています。無理に工事を進めるのではなく、まずは「なぜ起きているのか」を正しく知ることが、結果的に費用や被害を最小限に抑える近道です。
原因が分からず不安を感じている方、業者ごとの説明に納得できない方は、一人で悩まず専門診断を活用してください。
川洋建装では、問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールやお電話でのご相談、ショールームへの来店相談にも対応しています。「原因がわからない」状態から抜け出すための第一歩として、ぜひ川洋建装にご相談ください。











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