ベランダ防水工事って必要?工事の種類とメンテナンス時期を外装劣化診断士が解説!
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💬「気づいたらベランダの床が汚くなってきている!」
💬「ベランダの防水ってメンテナンスが必要なの?」
💬「そういえばベランダの掃除を最近していなかった…」
ブログ担当のコバヤシです!
あなたのご自宅のベランダ。定期的にチェックしていますか?
洗濯物を干したり、エアコンの室外機を置いたり、憩いの場としても活用されているベランダ。一般的ななベランダは外部環境にさらされる屋外に設置されています。近年ではインナーバルコニーのような、ベランダが建物の内側に折り込まれるような形のベランダが増えてきましたが、まだまだ屋外に出っ張るような形のものがほとんどです。
ベランダは屋根や外壁と同じように休むことなく雨風などの影響を受けています。外壁や屋根は定期的な塗り替えを行うものの、ベランダまでは「別にやらなくても…」と後回しにする方が少なくありません。
ですが、少し考えてみましょう。外壁や屋根の塗装には耐久年数がありますよね?耐久年数を超えても塗り替えをしない場合、塗膜が劣化し、外壁や屋根の下地材に雨漏りをはじめとした劣化症状が発生してしまいます。
ベランダも同じです。ベランダもまた、塗料によって劣化から守られているお家の大切な部分なのです。ベランダに使われている塗料とは「防水塗料」のことです。
防水塗料も屋根や外壁の塗料と同じように「耐久年数」があります。耐久年数を超えてしまうと防水の役割を果たしている防水層はだんだん衰えていきます。防水性が低下すると、ベランダだけでなく、ベランダに接している外壁や天井から雨漏りする可能性が高くなってしまうのです。
もし、あなたのご自宅のベランダに次のような症状があったら塗り替えを検討しましょう。
- ベランダ床の色あせ
- ベランダ床の表面にひび割れや塗料の剥がれ、塗料の膨れがある
- ベランダの床の隅のあたりに苔が発生している
- ベランダ隅の排水溝が詰まっている
- 排水溝周りの塗料が劣化しているように見える
ベランダの防水塗膜の劣化がはじまる前にベランダ防水工事でメンテナンスしていきましょう!
ベランダ防水工事のおもな種類は4つあります。
- トップコート塗り替え工事
- ウレタン防水工事
- FRP防水工事
- シート防水工事
ベランダ防水工事はどんなことをするのか、そもそものベランダ防水の仕組みやメンテナンス時期について、外装劣化診断士が解説していきます!
防水工事が必要な症状!ベランダにこんな症状があったら放置NG!
ベランダの床の塗膜に劣化症状があったとしても、あまり気にしないという方もいらっしゃいます。また、ベランダが北側と南側に1箇所ずつなど、複数のベランダがあるご自宅の場合は、普段使っていない箇所のベランダ床面の状態を意識していないケースもあるでしょう。ベランダを普段から使っていないと、塗膜の劣化状況がわからず、気づいたときには雨漏りを発生ししていた、ということもあり得ます。
防水工事が必要な症状を5つ挙げておきます。ぜひご自宅のベランダの状態を確認してみてください。
- ✅ベランダ床の色あせ
- ✅ひび割れや剥がれ、膨れがある
- ✅隅のあたりに苔が発生している
- ✅ベランダの排水溝が詰まっている
- ✅排水溝周りが劣化しているように見える
もし、いくつもあてはまる場合は、業者に連絡して診断してもらいましょう。口コミなどの評判をチェックして、無料で診断をおこなっているところを選んでみてください。ベランダからのSOSを見逃さないでくださいね!
ベランダ床の色あせ
ベランダの床が色あせしていると感じたならば、以下の2つの変色原因のうち、どちらにあてはまるのかチェックしてみてください。
- ✅土埃や鳥のフンなどによる変色
- ✅経年劣化による変色
色あせてきていると思っても、実は汚れで変色しているだけかもしれません。最近掃除をさぼっていたという場合は、一度ベランダ床を掃除してみましょう。
掃除をしても変色したまま、もしくは、ベランダ防水工事のメンテナンスをしたことがないならば経年劣化の可能性が高いです。経年劣化による変色の場合は、防水性を果たしているトップコート機能が低下してきている証拠です。
防水性が低下すると他の部分にも影響が及んでしまうため、早めに専門業者に連絡することオススメします。
ひび割れや剥がれ、膨れがある
ベランダの床にひび割れや剥がれ、膨れが出てきている場合は下地にもダメージがおよんでいる可能性があります。表面のトップコートや防水層だけでなく、下地の交換が必要になるかもしれません。
ひび割れなどは、経年劣化で起こることがほとんどですが、地震や強風による揺れで防水性が低下している場合もあります。
ひび割れや剥がれなどの度合いが表面だけでなく、深く大きな場合はできるだけ早く専門業者に相談しましょう。
隅のあたりに苔や植物が発生している
ベランダの隅あたりに苔や植物が生えているのも注意が必要です。緑が芽生えているのは微笑ましいことですが、とくに雑草の根っこや茎は生命力が強く頑丈です。成長過程で防水層や下地のコンクリートまで壊してしまう恐れがあります。
また、通気や排水のためにもうけられている隙間に苔が発生していると、こもった湿気が結露になり、防水紙の劣化や雨漏りにつながります。
風や鳥によって植物の種がベランダに運ばれ、条件次第で発芽する可能性もあり得るのです。発生した植物を放置していると、構造部分に影響をおよぼして建物自体を破壊するかもしれないのです。処分するのが心苦しければ、別のところに植え替え、ベランダの防水性を優先しましょう。
ベランダの排水溝が詰まっている
ベランダの排水溝の掃除をしていますか?雨風によって葉っぱやゴミ、ホコリなどがベランダに舞い降りてきます。それが雨によって排水溝へ押し流されて、積もりに積もって出口を塞いでしまうことになるのです。経年劣化によって、排水溝が機能を果たさなくなることもあり得ます。
ベランダの排水溝が詰まると、排水されるはずの雨水が行き場をなくして溢れたり、それによって雨水が室内に侵入して雨漏りをすることにもなり得ます。
まずはベランダの排水溝をキレイにして、それでも水の流れがおかしいといった不具合が起こるようなら、業者に相談しましょう。
ベランダ防水ってどうなっているの?仕組みを解説
そもそも、ベランダ防水はどういう仕組みになっているのか。この機会にベランダ防水の成り立ちを把握しておきましょう。
基本的に、ベランダ床面は下地の上に『防水層』をつくり、表面に『トップコート』を塗るという2段構成です。そのほか、塩化ビニール樹脂などでつくられた『防水シート』を貼る場合もあります。
ちなみに、住宅の中には屋上ベランダのようになっているところもありますよね。その場合は、アスファルトを合成繊維不織布に含ませて防水層を形成する『アスファルト防水』をおこなっています。
住宅のベランダ防水の仕組みとして主流な2つを表にして整理しておきますね。
防水層+トップコートの防水 |
➡ウレタン防水、FRP防水 |
シートによる防水 |
➡塩化ビニール、合成ゴムシート |
トップコートは、紫外線から防水層を守るための塗料です。中にはオプションとして、遮熱効果などがついたものもあります。防水層だけでは紫外線でひび割れてしまい、雨漏りを十分に防げないため、仕上げとしてトップコートが必要なのです。ちなみに、トップコート自体には防水性はありません。
ベランダ防水のトップコートはおもに2つの種類にわかれます。
- ポリエステル系
- ウレタン系
ポリエステル系は耐摩耗性に優れていますが、紫外線に弱く伸縮性が低いのでダメージを受けてひび割れなどが起きやすいため、屋根のないベランダにはオススメしません。
ウレタン系のトップコートは、ポリエステル系よりも伸縮性が高く、仕上がりがゴムっぽい質感になります。伸縮性が高いので、よくベランダを使う場合や日当たりのよい場所にある場合に最適です。
トップコートの色はおもにグレーですが、使用する種類によってはカラーバリエーションが豊富です。
- ベージュ
- 白
- グリーン
お好みの色があれば気兼ねなくご相談ください。グレーは一番汚れが目立ちにくい色なので、ベランダによく出るという場合にはオススメです。
このように、防水層とトップコートの組み合わせによってベランダ防水が成り立っているのです。
ベランダ防水工事の種類は4つ!
- トップコート塗り替え工事
- ウレタン防水工事
- FRP防水工事
- シート防水工事
トップコートの塗り替え工事は、メンテナンスとしての選択肢として考えてください。そのほか3つの方法は、防水層をつくるための防水工事で、トップコートを塗り重ねて保護をして完成します。
トップコート塗り替え工事
トップコート塗り替え工事は、防水層の工法によって使用する塗料の種類が変わります。どんな種類のトップコートを使用しているかで、工事が必要な時期も異なります。
ただし、ベランダは外壁とは違い、人が足を踏み入れて消耗しやすいです。歩く頻度によっても塗り替えが必要になる期間は変わることを覚えておいてください。
トップコート塗り替え工事の場合、まずはバルコニーの床面を洗浄します。ケレン作業という工程では、手作業で汚れをとっていきます。手間がかかりますが、この工程を丁寧にすることで塗装しやすい面に整えられるのです。塗り面がキレイになったら、トップコートを塗っていきます。トップコートの塗り替え工事は、防水層の状態を良好に保ち続けるために重要です。
ウレタン防水工事
ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗ってつなぎ目のない防水層をつくれます。写真は、当社、プロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店にて実際に施工をしたときのBefore、Afterです。
ウレタン防水工事の場合は、コテやローラーで塗っていくので、ムラなく均一に仕上げなければなりません。知識だけでなく、経験や実績のある優良業者に依頼しましょう。乾くまでに時間がかかるため、他の防水層の工事よりも工期が長くなる傾向にあります。5年ほどを目安にトップコートの塗り替えをおこなえば、15年程度防水効果を発揮できます。
FRP防水工事
FRP防水工事に使用するFRPとは、液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせたものです。
FRPの正式名称は「Fiber Reinforced Plastics」と言います。
簡単にいえば、防水用のプラスチック繊維を塗った防水層で、白いシートのような見た目が特徴です。住宅のベランダ床にも採用されることが多く、FRPのシートを敷いた上に樹脂を塗って硬化させます。硬化後は、プラスチックのような硬さの感じられる防水層になるんですよ。
FRPはプラスチック繊維で軽量でありながら重量に耐えられる強度があります!毎日歩き回って消耗が激しいベランダ床には、心強い防水層になるでしょう。FRP防水工事は、天気がよければ1~2日で完了します。
シート防水工事
塩化ビニール樹脂や合成ゴムを使用するシート防水工事は、その名の通りシートを貼り付けて防水層をつくる方法です。広い面積でも一気に貼り付けられるため、屋上や屋根でも採用されることがあります。
シート防水工事にはおもに2つの方法があります。
- 専用の接着剤で下地に直接貼り付ける『接着工法』
- 専用の機械を使って熱溶着をおこなう『機械固定工法』
機械固定工法は接着工法と違って、シートが施工箇所に完全に密着していません。これはデメリットではなく、すでに漏水が発生しているところにも施工が可能です!
機械固定工法は、シートとベランダ床の間に、通気性を確保するためのシートと円盤の器具を設置することで隙間ができます。この隙間から水蒸気を逃がせるため、下地を選ばず施工ができるのです!
ベランダ防水のメンテナンス時期はいつ?
ベランダ防水工事のメンテナンスは、防水層とトップコートの2つの時期を把握しておくことが大切です。
防水層では10~15年程度を目安にしておきましょう。もちろん、素材によって寿命の目安となる耐用年数は異なります。ベランダをよく使用する場合や、直射日光があたりやすい場所にあるといった外部条件にも左右されるでしょう。防水層は10年経ったら点検や劣化診断をしてもらいましょう。
防水層の上に塗っているトップコートについては、だいたい5年を目安に考えておいてください。一見、問題がなさそうに見えても、塗り替えのタイミングが来た時点で劣化診断や点検をしてもらいましょう。
保護の役割をしているトップコートが劣化していると、防水層が外部からのダメージを直接受けることになります。トップコートの塗り替えをすれば、ベランダ床の美観を保ったり、遮熱対策になったりとメリットも多いです。トップコートのメンテナンスも定期的におこなうことで、結果的に長持ちするベランダ防水が叶います。
雨漏りしている場合は早急にベランダ防水工事を!
雨漏りは、ベランダの劣化症状の中で緊急性が高いものです!すでにベランダ付近から雨漏りをしている場合は、早急に業者に連絡しましょう。雨漏りは複数箇所で発生し、原因が1つではない場合もあります。ほかの場所やご自宅の内部にも影響して、二次被害をひき起こす可能性もあるのです。
ベランダの防水性が失われると、雨水は建物内部に浸入していきます。近年頻発している線状降水帯による大雨は、1時間で大量の雨が降り注ぐため、防水性が低下したベランダには大敵です。ベランダの防水性は常に万全の体制を整えておきましょう。
ベランダ防水工事はプロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店におまかせください!
高品質なベランダ防水工事を依頼する場合は、口コミや実績、インターネットの評判を調べて優良業者を選びましょう。優良工事店であれば、劣化診断や現場調査から丁寧におこない、申し分ないベランダ防水工事をおこなってくれるはずです。
ベランダ防水工事をおこなう場合は、今のベランダ防水がどんな状況なのかを正しく判断する必要があります。優良業者を選びたい場合は、口コミなどと一緒に『外装劣化診断士』の資格があるかどうかも確認してみてください。
当社、プロタイムズ西尾張中央店・一宮店・あま津島店には、外装劣化診断士の資格を持ったスタッフが在籍しております。正しい劣化診断をおこない、わかりやすい報告書の作成を心がけております!初めての方も安心してご相談ください。
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